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【幻想の】幻想のポイズン42【ポイズン】
[353]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/10/14(木) 13:09:09 ID:???
しかし、反町がヘディングを放とうとしたその瞬間。
瞬時に反町の目の前に現れたのは――今日の試合、右サイドバックとして出場をしていた中里正人。
無論、中里が反町の目の前に現れたといえど、中里にはクリアーを敢行するような余裕は無かったのだが……。
不意に中里が視界に入った事で動揺をしたのか、それとも試合がそろそろ終わるという事で緊張の糸が切れかけていたのか。
反町は中里と頭を突き合わせる形になってしまい、バランスを崩して倒れ。
その瞬間、反町の反則を取った審判が高らかに笛を吹く。
反町「いたた……わ、悪い中里……怪我は無いか……?」
中里「だ、大丈夫でゴザル……頭が割れるように痛いでゴザルが……怪我はしてないでゴザルから」
反町「そ、そうか……」
中里「し、しかし反町殿は大丈夫でゴザルか? 出血をしておられるが……」
反町「ああ……いや、大丈夫だよ。 見た目程、痛くは無いから」
気まずい関係ながらも、流石に反則を犯した事に負い目を感じながら反町は額を抑えて中里の容態を心配し。
それに対して弱弱しく笑みを浮かべながらも、大事無いと返答する中里。
しかし、その反則を犯した反町自身は接触のせいで額を切ってしまったのか……。
僅かながらに流血をしており、逆に中里に心配されるも大丈夫だと返答をする。
その後、反町は審判に対して軽い注意を受けるものの……。
反町自身が負傷をしている為かカードが出るという事もなく。
こうしてこの試合最後の得点チャンスは、反町の反則でおじゃんになるという何ともつまらない結果に終わってしまうのだった。
橙「だ、大丈夫ですかにゃ、反町さん?」
うどんげ「ハンカチで押さえておいた方がいいわよ。 はい」
反町「あ、ああ、ありがとう橙、うどんげ」
メディスン「……どうするの、治療行くの?」
反町「いや……どうせ試合時間ももう少しだし、最後までフィールドに立っておくよ。
ボールが回ってきても、ワンプレイするチャンスが来るかどうかってくらいだしな」
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0ch BBS 2007-01-24