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【幻想の】幻想のポイズン42【ポイズン】
[468]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/10/16(土) 23:39:07 ID:???
森崎「ま、その後一応俺たちに合流したんだが、そんだけ失点してデカイ顔も出来ず。
この俺の控えキーパーとしてしばらくはおとなしくしてたんだがな……。
今日の試合にスタメンにしてくれって突然言って、立候補してきやがったんだ」
反町「え……あ、そうか! それで今日の試合に森崎は出てなかったんだな?」
森崎「練習試合くらいは、控えキーパーに出番を与えてやっても悪くないからな。
で……まあ、結果はお前の知ってる通り。 後半開始ちょっとの時点で6失点。
……あまり言いたくは無いが、あいつももう終わりだな。 2試合で11失点はよ」
反町「……でも、俺が言うようなことじゃないけど……俺とお前達はレベルが違うんだ。
6失点も、仕方ないっちゃ仕方ないよ。 ポストの方がマシだけど」
森崎「頭で理解してても納得は出来ねぇよ、そんなもん。 お前だって逆の立場だったらどうだよ?」
反町「(……確かに、6本打ってそれが一度として入らなかったらショックだもんなぁ)」
結局、森崎の話は若林の……少なくとも、このJrユースレベルでの活躍はもはや絶望的という結論に至った。
プライドの高い若林源三が、2試合で11失点をした以上、その精神は既にボロボロであり。
おまけに今日の練習試合で負傷をしたことは、後々響いてくるだろうと指摘をしたのである。
森崎「ただでさえ弱いのに、しばらく練習が出来ないってのは致命的だ。 ありゃもう公式戦じゃ出番ねーな」
反町「そうだなぁ……若島津だって、起用法によっちゃ空中戦の強さを買われたり。
或いは森崎をフィールダーにする時の代用として出場出来るかもしれないけど……。
第三キーパーはよっぽどのことが無いと出番が無いもんなぁ……。 ……悪い事、したかなぁ?」
森崎「気にすんな、どっちにしろ俺の日陰で一生を終える宿命の奴だったんだからよ」
反町「(……なんだかノリにのってるなぁ、森崎。 若林って奴のこと嫌いなのかな?)」
とにもかくにも、こうして森崎から若林の話を聞いた反町は……。
いよいよ若林を完全なる格下の、ポストの方がまだマシなヘタレキーパーと認識するのだった。
反町一樹は純粋だったが……それゆえ、残酷な少年でもあった。
※反町の若林に対する感情が 反町→(ポストの方がマシ)→若林 になりました。
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0ch BBS 2007-01-24