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【幻想の】幻想のポイズン42【ポイズン】
[593]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/10/20(水) 23:24:33 ID:???
その後、反町達はしばらく立ち尽くし、呆然としたいのだが……。
やがて気を取り直すと、紫の作り出した隙間を通って再び外の世界から幻想郷へと帰還をする。
既に外は夕闇に染まっており、穣子とうどんげは揃って夕食の準備へとすぐに取り掛かり……。
一同が何をするでもなく、ぼんやりと居間でしばらく過ごしていると、すぐさま夕食を持って居間へと戻ってくる。
そうして今日もまた、いつものように一同揃って夕食を食べ始めるのだが……。
反町「(でも……今日は橙も、幽香さんもいないんだよなぁ……)」
一同が今日の練習試合を振り返り、談笑をする中。
それでもどこか不自然さを感じるのは、いつもいる二人がこの場にいないという点だろう。
ぽっかりと空いている席を見て、反町はやはり一抹の寂しさを覚えつつ。
それでも腹は空いていたのか、ぱくぱくと食べ進め……そして、更に考える。
反町「(しかし、考えてみれば……こうして皆とここで食事をするのも……。
今日を境に、しばらくはお休みになっちゃうんだよなぁ……)」
明日からはいよいよ全幻想郷としての合宿が開始し、この家ともしばらくはおさらばとなる。
幻想郷に来て僅か2ヶ月と少し――しかし、その2ヶ月という短い期間も。
反町にとっては長く感じ、そして、とても充実をした日々だった。
その長い時間、ずっと暮らし続けてきたこの家を離れるという事が……。
反町を少しばかりセンチメンタルな気持ちにさせるのだが……。
他の者達はそんな感傷的にはなっていないのか、まるで反町の様子を気にする事もなく、ただただ談笑を続けていく。
そして、その話題の中心となっていたのは……。
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0ch BBS 2007-01-24