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【幻想の】幻想のポイズン42【ポイズン】
[637]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/10/23(土) 00:37:16 ID:???
反町「……いよいよ、明日から合宿かぁ」
その後、サンタナの部屋から戻り自室へと戻った反町は素早く布団に潜り込み。
天井を見つめながら、明日からの全幻想郷Jrユースの合宿に思いを馳せていた。
既に合宿に必要そうな荷造りは済ませており、後は眠って明日の選手たちとの合流を残すのみ。
オータムスカイズから殆どの選手たちが召集を受けている上。
かつてオールスターなどで何度か共に戦った事もある者も多い為、然程不安は無いが……。
それでも、オータムスカイズから離れ、また新たな場所で戦うというその事実に。
反町はいやがおうにも緊張を覚え始める。
反町「(総勢30名が呼ばれる合宿……そして、そこから残るのは25人……)」
つまり、召集を受けた30名の内、6分の1の選手は代表から落ちるという事である。
今日の練習試合や、この幻想郷での試合を通じて自信をつけ始めている反町は。
合宿でも自分の練習を欠かす事なく、練習に励めば代表落ちはしないだろうと自身の力を分析していたが……。
しかし、その落ちる5名の中には……オータムスカイズから選出された者も入ってしまうかもしれない。
反町「(とはいえ、それも仕方ない事なんだけどな……でも、やっぱりやりきれない……。
出来る事ならみんなとサッカーをしたい……けど、それは不可能なんだもんな……)」
そして、その選ばれた25名も……誰も彼もが、試合に出る事が出来るとは限らない。
試合に出場するメンバーの枠は11――その中に入るのは、やはり狭き門である。
反町「(……あれだけ凄い選手たちが選出された中で、レギュラーを掴み取る。
……俺に、出来るんだろうか)」
全日本Jrユースでは、とてもではないがレギュラーなど取れるとは思えなかった実力しか持っていなかった反町。
全幻想郷Jrユースでは――果たして、レギュラーを取ることが出来るのか。
悶々と考えながら……こうして反町は、合宿前、最後の夜を過ごしていったのであった。
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0ch BBS 2007-01-24