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【幻想の】幻想のポイズン42【ポイズン】
[833]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/10/26(火) 21:20:31 ID:???
>D.「でも、咲夜さんがそんな人とは思えませんけど……」 咲夜の告白を疑問に持つ
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それは反町にとってみれば、当然のような疑問であった。
確かに早苗の言葉には真実味があるが……しかし、それはあくまでも又聞きの情報。
即ち、反町はその現場を――早苗が告白をされたという現場を見ていないのである。
あの完全で瀟洒なメイドが、同性愛者という事実はこの目で見ていない以上信じがたく。
思わず、ぽつりと思った事を口にしてしまう。
しかし、この反町の言葉を聞き……目に見えて憤慨をしたのは、秋姉妹人情派担当、秋穣子であった。
穣子「あんたねぇ……こんだけ早苗が言ってるのに、まだそんな変態かばうつもりなの?」
反町「か、庇う庇わないじゃないだろ。 ただ、当然の疑問として……その……咲夜さんがそういう人には思えないだけだよ」
穣子「『まさかあの人が……』って言うような奴に限って変態ってのはこの世の常じゃないの。
つーか……あー、もう! あんたは!!」
反町「なっ……なんだよ……!」
穣子「(自分を好いてくれてる女の言うことくらい信じてやんなさいよ、もう!)」
基本的に直情型で感情を優先する穣子は、早苗の話を聞いて完全に同情をしていた。
早苗の言葉には真実味があり、また、常識の戻った早苗の性格から考えても嘘をつく理由がなく。
穣子は早苗の言葉を事実そのものなのだと解釈していたのである。
また、かつて早苗が反町に告白をした事を知っている穣子としては(ただし、反町もそれに応えた事はまだ知らない)。
反町がそんな早苗を信じない事にも憤慨をしており。
頬を膨らませ、思い切り不機嫌そうな表情を浮かべながら反町に怒鳴り散らす。
早苗「(私も信じたくないんですけど……でも……事実なんですよ、反町君……)」
そして、早苗もまた、咲夜からの告白を信じたくは無いが……自身が身に受けた事実である以上。
それが否定しようのないものである事はわかっており、項垂れながら反町と穣子の口論を見守る。
当然ながら、彼女が反町の自分の言葉を信じてくれないような発言を受けて、ショックを受けていたのは言うまでもない。
早苗「(どうして信じてくれないんでしょう……私より、咲夜さんを信じるんですか……?)」
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0ch BBS 2007-01-24