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[135]TSUBASA DUNK ◆vYt6hFHLcs
:2010/11/16(火) 12:33:00 ID:???
スポンサー紹介募集の途中ですが、タイミングがないのでお邪魔させていただきます。
***
〜とある書店の店長の手記より〜
今日、手伝いにきてもらった中学生……奴は悪魔だ。
倉庫の整理を頼んでいた時、偶然に私が『趣味』に興じている写真を奴に見つけられてしまった。
私は幼い頃から模範的な優等生として生きてきた。
40歳を3年前に過ぎた今でも、この書店の店長として真面目に働き、家庭でもよき夫、父として
まるでホームドラマの登場人物のように暮らしている。
ギャンブルも酒も煙草も、もちろん女遊びもしない私を堅物と揶揄する友人も少なくない。
私にだってストレスがないわけではない。
いや、こんな自分を演じているからこそストレスは誰よりも溜まるのかもしれない。
そんな私にとって唯一の趣味にして、最大のストレス発散方法が、
『女装』である。
自分でない自分を演じることで日常を忘れられる。そこに私の至福の時間がある。
倉庫のどこかに紛れていた私の女装写真。それを見つけた時の奴の言葉……
「楽しそうな写真を見つけました」
そして、あの笑顔を私は一生忘れないだろう。私が43年間かけて築き上げてきたもの。
家庭、社会的地位、信頼―――それらの全てが奴の一言で崩されかねない。
とりあえずその場は1万円札を握らせて収まったが、またいつ脅迫にくるか分からない。
いや、脅迫にくるならまだマシなのかもしれない。
私の知らないところで、この『趣味』のことが風潮されたらと考えると……
私はいつまであの悪魔に怯えながら暮らさなくてはならないのだろうか?
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0ch BBS 2007-01-24