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【天高く】キャプテン霧雨61【乙女燃ゆる秋】


[144]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/10/29(金) 20:11:58 ID:???
しかし、ナポレオンはまたこの場でそんな発言をしても逆効果だと知っていた。
そして団結した彼女らに勝てないであろうということも。

ナポレオン「(あいつ、こんな環境でずっと生きてきたのか…リア充とかそういうレベルじゃねぇよ)」

今日はそもそも、ピエールが連携の練習をしようということで彼は呼ばれたのだが…。
早くもナポレオンからはその気が失せかけていた。
一部醜い争いが垣間見えるとはいえ、これだけのモテっぷりを目の当たりに見せ付けられていい気のする人間はいるまい。
それは友情に厚いナポレオンの場合少量だとしても、これだけの人壁に突撃するともなれば気が滅入る。

ナポレオン「ハァ………」

突撃直後、罵詈雑言の嵐が降りかかってくることを予想するのは難しくない。
そうなった場合ナポレオンは自制できないだろうし、そうなればピエールが小言を言うだろうことも予想できた。

ナポレオン「(ったく、面倒くせぇ)」

ともあれ、チームメイトの約束である以上は破るわけにはいかない。
ナポレオンは覚悟を決め、女性の荒波に突撃しようとし……突如腕を掴まれた。

ぐいっ!

ナポレオン「お?」

執事「(ナポレオン様ですね、こちらにどうぞ)」

ずるずる……


0ch BBS 2007-01-24