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1- レス

【RoadTo】キャプテン森崎39【Brazil】


[233]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/10(水) 14:05:23 ID:PoNFZ/mE
引き分け以上でウルグアイの1位突破が確定するアルゼンチンホームの最終節。
この絶対に負けられない試合は互いに一歩も譲らず3−3で終わるかに見えたが…

ダダダダッ!

パスカル「ディアス!」

ビクトリーノ「や、やべえ!パスカルとのコンビネーションで来るぞ!」

ディアス「と見せかけてこっち〜♪」

バシュッ!

バビントン「ナイスパスディアス!」

ウルグアイメンバー「なんだとォ!?」「そっちかよ!」
省6

[234]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/10(水) 14:05:38 ID:PoNFZ/mE
放送「上がる上がる!時間的にこれが両チーム最後の攻撃となるでしょう!
怒涛のディアスコールと共にアルゼンチンがウルグアイ陣内に攻め入るーーーっ!!」

サトルステギ「よーし来いバビントン!俺様が決める!」

バビントン「(悪いけど…今度はこっちだ!)」

バコォン!

サトルステギ「はれっ?」

放送「ここでバビントンくんのセンタリング!しかしファーサイドには誰も…居ました! 省10

[235]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/10(水) 14:05:49 ID:PoNFZ/mE
パスカル「ぐっ!…おっ、ラッキー」

ウルグアイメンバー「よし!…へっ!?」「ウソだろーーー!!」

ディアス「やっぱり最後は主人公が決めなくっちゃな!」

放送「空中での競り合い!こぼれだま!ディアスだ!ディアスが駆け込んだーーーっ!!」

カノーバ「(ま、またこいつと一対一だと…?)う、うわぁあああああああ!!」

ディアス「もーらいっと!」

バババッ!
サッ!
バスッ…
省5

[236]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/10(水) 14:06:00 ID:PoNFZ/mE
カノーバ「あ…ああああ〜…」

ビクトリーノ「ち、ち、畜生ーーーっ!!」

火野「クソが!あの野郎〜っ!!」

ドゥワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!

後半ロスタイム。これ以上ないと言う程劇的なタイミングでヒーローが期待通りの決勝点を決めたのだ。

放送「ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオルルルゥウウウウウウウウウウウウ!!! 省14

[237]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/10(水) 14:06:11 ID:PoNFZ/mE



ディアス「見たかァ!俺が天才、ファン・ディアスだ〜〜〜〜〜っ!!」

こうしてディアス率いるアルゼンチンユースは見事南米予選を1位で勝ち抜き、
自信満々でワールドユースに殴りこむ事が確定した。



サトルステギ「ちっくしょー、美味しい所を持っていきやがって!流石は我がライバルだぜ!」

ディアス「あのさあ…どうでもいいんだけど」

サトルステギ「ん?何だ?」

ディアス「お前、誰?」
省9

[238]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/10(水) 14:06:46 ID:PoNFZ/mE
いったんここまで。

[239]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/10(水) 19:00:33 ID:PoNFZ/mE
〜ブラジル某所〜

全日本ユースには知る由も無い事だが、この日はもう二つ南米でドラマがあった。
後々彼らにとてつもなく巨大な影響を及ぼすドラマが。

その内の一つは本日始まるブラジルユース合宿にて起こった。



ジェトーリオ「愛しのネイく〜ん♪会いたかったよ〜♪」

ネイ「死ね。100回死ね。1回毎に1時間かけて死ね。毎回別の方法で死ね」

ジェトーリオ「あ〜ん、相変わらずいけずぅ♪」
省16

[240]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/10(水) 19:00:48 ID:PoNFZ/mE
サンタマリア「お前も毎回大変だな…」

トニーニョ「お互い様だろう。それにこれからはお前もある程度はネイの女癖に悩まされる事になるぞ」

カルロス「それはよろしくないな。ワールドユースを控えた身で雑念は控えて欲しい物だ」

キャプテンでエースナンバーを背負うと見られるカルロスを中心として輪が出来、
苦笑交じりの協調的な雰囲気が流れる。しかしそこは競争心が掃いて捨てる程ある 省18

[241]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/10(水) 19:01:07 ID:PoNFZ/mE
ジェトーリオ「あーザガロだー。またあのケーキみたいな肉の匂いがする!」

ザガロ「鰻だ、いい加減覚えろ」

サンタマリア「…勘弁してくれ」

トニーニョ「頼む、ディウセウ」

ディウセウ「いやー、オラが止める時は腕ずくだし。ギリギリまでやりたくねえんだ」

ドトール「騒々しいな。喧嘩は感心しないぞ」

アマラウ「問題児ばっかりで、かつてのストラットが扱いやすく思えてくるな」
省9

[242]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/10(水) 19:01:20 ID:PoNFZ/mE
更にサンパウロ組なども合流するといよいよ収集がつかなくなりそうになり、
焦ったサンタマリアに目配せをされたカルロスがパンと手を叩いて注目を集めた。

カルロス「そろそろ全員揃ったか?ざっと数えた所20人くらいみたいだが」

ザガロ「てめえ、何仕切ってやがる。キャプテンの座は確定とか思っているのか?」

ディウセウ「文句言うなよザガロ。おめえキャプテンなんて面倒だってオラに押し付けたじゃねえか」
省16


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