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1- レス

【RoadTo】キャプテン森崎39【Brazil】


[246]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/10(水) 19:53:57 ID:PoNFZ/mE
トニーニョ「ゲルティス…イタリアから召集されていたのか」

ゲルティス「ああ。監督から呼ばれて応じた」

ジェトーリオ「うえ〜、僕こいつ嫌〜い!」

ザガロ「珍しく同感だぜ。ビー玉みたいな目しやがって」

マウリシオ「(凄え言われ様…でもホントにロボットみたいだ)」

ドトール「お前達、いくらなんでも言い過ぎだ」

アマラウ「いや、こいつの場合褒め言葉として受け取るんだろ」

ゲルティス「……………」
省9

[247]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/10(水) 19:54:21 ID:PoNFZ/mE
メオン「貴様…俺はずっと貴様と会いたかったんだ」

ゲルティス「なんだ」

メオン「貴様がイタリアに旅立ってから、俺はこの世代では名GKとして持てはやされた。
だが俺はそれを素直に喜ぶ事は出来なかった…全て貴様のせいだ」

ゲルティス「言いたい事は分かった。お手並み拝見と行こう
(メオンが俺以上の実力を身につけている可能性…極小)」


省10

[248]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/10(水) 19:54:45 ID:PoNFZ/mE
いったんここまで。

[249]227:2010/11/11(木) 08:18:51 ID:UbBC4yIC
>>230
了解です、フランスの笑うしかない能力値を楽しみにしてます

[250]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/11(木) 18:52:26 ID:hVGvVKus
ゲルティスに対する注目も静まった頃、とうとう監督のロベルトがユニフォームの束を持ってやってきた。

ロベルト・本郷。一昔前にサンパウロFCとブラジル代表でCFWとして鳴らした先年の名選手である。
眼の負傷で若く引退を余儀なくされた後指導者に転向し、最初は失敗したものの数年かけて
独自の指導術を編み出し成功を収め、今ではブラジルユースの監督を任される程の名将とされている。

これほどの英雄を前にしては曲者揃いの選手たちでも自ら一定の敬意を払い、 省21

[251]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/11(木) 18:52:52 ID:hVGvVKus
ディウセウ「コインブラ?誰だそいつ?」

アマラウ「ドトール、知っているか?」

ドトール「いや初耳だ」

一部を除いて全く聞いた事の無い名前の選手の存在が明るみになり、大勢が首を傾げる。
ロベルトもひとつため息をつき、腕時計を確認した所で彼は練習場のフェンスのドアを開けた。

ギィ…バタン。

コインブラ「すいません、道に迷いました」

ロベルト「まあいい。まだ集合時間の5分前だ」
省4

[252]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/11(木) 18:53:08 ID:hVGvVKus
ディウセウ「おめえがコインブラか?オラサントスのディウセウ。よろしくな!」

コインブラ「ああ」

トニーニョ「不勉強ですまないが、お前の所属クラブを教えてくれないか?」

コインブラ「俺は無所属だ」

ブラジルメンバー「ハァ!?」「な、なんだって!」「無所属!?」「ほ、本気かよ!」

この時コインブラは何処のクラブチームにも所属していない良く言えばフリーエージェント、悪く言えばアマチュアだった。 省16

[253]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/11(木) 18:53:21 ID:hVGvVKus
ジェトーリオ「(堂々と無所属だって言い切っちゃったよこいつ…何考えてんの?)」

サンタマリア「(只者ではないと思っていたが、無名クラブですらプレイしていないのか?)」

カルロス「(やはり…俺はずっと昔、こいつと何処かで会った事がある気がしてならない)」

例外の内3人はリオカップ時にコインブラと2度会話した事があるフラメンゴ組の3人。

ゲルティス「(…なんだこの男は。ミランのトップで今すぐプレイできそうなオーラを感じる…!)」
省26

[254]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/11(木) 18:53:34 ID:hVGvVKus
ロベルト「これで全員揃ったな。ではただ今より合宿のスタートを宣言する。
改めて言うまでもない事だが、諸君にはブラジルを代表するに相応しい規律、
パフォーマンス、そして結果を見せて欲しい。この場合の結果とは勿論…世界一だ」

ブラジルメンバー『………』

ロベルト「ブラジルとて敗れる事はある。それでもブラジルは最強かつ世界一でなくてはならない。
何故か?ブラジルだからだ。まるで謎かけの様な物言いだが、これが伝統的にセレソンに求められる覚悟なのだ。 省32

[255]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/11(木) 18:53:46 ID:hVGvVKus
ところが次に呼ばれたカルロスに与えられた番号を知った時、ザガロの機嫌は急回復した。

ロベルト「次はカルロス。お前は9番だ」

カルロス「…はい」

ザガロ「(マジか!へっ、ざまあみろ!)」

ブラジルメンバー「(えっ、カルロスじゃないのか?)」「(となると、司令塔になるサンタマリアか?)」
「(監督の構想ではネイが攻撃の軸なのかも…)」「(中盤の要のトニーニョも有り得るな)」 省17


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