※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【RoadTo】キャプテン森崎39【Brazil】
[251]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/11/11(木) 18:52:52 ID:hVGvVKus
ディウセウ「コインブラ?誰だそいつ?」
アマラウ「ドトール、知っているか?」
ドトール「いや初耳だ」
一部を除いて全く聞いた事の無い名前の選手の存在が明るみになり、大勢が首を傾げる。
ロベルトもひとつため息をつき、腕時計を確認した所で彼は練習場のフェンスのドアを開けた。
ギィ…バタン。
コインブラ「すいません、道に迷いました」
ロベルト「まあいい。まだ集合時間の5分前だ」
省4
[252]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/11/11(木) 18:53:08 ID:hVGvVKus
ディウセウ「おめえがコインブラか?オラサントスのディウセウ。よろしくな!」
コインブラ「ああ」
トニーニョ「不勉強ですまないが、お前の所属クラブを教えてくれないか?」
コインブラ「俺は無所属だ」
ブラジルメンバー「ハァ!?」「な、なんだって!」「無所属!?」「ほ、本気かよ!」
この時コインブラは何処のクラブチームにも所属していない良く言えばフリーエージェント、悪く言えばアマチュアだった。
省16
[253]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/11/11(木) 18:53:21 ID:hVGvVKus
ジェトーリオ「(堂々と無所属だって言い切っちゃったよこいつ…何考えてんの?)」
サンタマリア「(只者ではないと思っていたが、無名クラブですらプレイしていないのか?)」
カルロス「(やはり…俺はずっと昔、こいつと何処かで会った事がある気がしてならない)」
例外の内3人はリオカップ時にコインブラと2度会話した事があるフラメンゴ組の3人。
ゲルティス「(…なんだこの男は。ミランのトップで今すぐプレイできそうなオーラを感じる…!)」
省26
[254]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/11/11(木) 18:53:34 ID:hVGvVKus
ロベルト「これで全員揃ったな。ではただ今より合宿のスタートを宣言する。
改めて言うまでもない事だが、諸君にはブラジルを代表するに相応しい規律、
パフォーマンス、そして結果を見せて欲しい。この場合の結果とは勿論…世界一だ」
ブラジルメンバー『………』
ロベルト「ブラジルとて敗れる事はある。それでもブラジルは最強かつ世界一でなくてはならない。
何故か?ブラジルだからだ。まるで謎かけの様な物言いだが、これが伝統的にセレソンに求められる覚悟なのだ。
省32
[255]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/11/11(木) 18:53:46 ID:hVGvVKus
ところが次に呼ばれたカルロスに与えられた番号を知った時、ザガロの機嫌は急回復した。
ロベルト「次はカルロス。お前は9番だ」
カルロス「…はい」
ザガロ「(マジか!へっ、ざまあみろ!)」
ブラジルメンバー「(えっ、カルロスじゃないのか?)」「(となると、司令塔になるサンタマリアか?)」
「(監督の構想ではネイが攻撃の軸なのかも…)」「(中盤の要のトニーニョも有り得るな)」
省17
[256]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/11/11(木) 18:53:59 ID:hVGvVKus
ロベルト「続いてMFだ。サンタマリア、お前は5番だ」
サンタマリア「はい(5番か。まあ悪くはない)」
ロベルト「トニーニョ、お前は8番だ」
トニーニョ「はい(これは本当にネイが…?)」
ロベルト「ネイ、お前は7番だ」
ネイ「えっ?はい…(えーっ!俺でもないのか!?)」
ロベルト「マウリシオ、お前は17番だ」
マウリシオ「はい(ま、俺じゃないよなー…ってじゃあ誰だ?)」
[257]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/11/11(木) 18:54:19 ID:hVGvVKus
ディウセウ「(え…?まさかオラ?オラなのか?)」
ところがMFの番になってもカルロス以外に10番候補と思われていた選手達は悉く別の背番号を与えられ、
もしかして守備的な選手には滅多に与えられない筈の10番がディウセウに行くのかと選手達の顔に驚きが走る。
ロベルト「コインブラ、お前は10番だ」
コインブラ「はい」
ブラジルメンバー『な…なにィイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!?』
省4
[258]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/11/11(木) 18:54:30 ID:hVGvVKus
ロベルト「静かにしろ!次にDF…」
ザガロ「これが静かにしていられるかァ!何考えてやがるんだ!」
ジェトーリオ「そーだよそーだよ!いくらなんでも納得できないよ!」
ドトール「か、監督、これはあまりにも…」
アマラウ「流石に何の弁護も出来ねーぞこりゃ…」
トニーニョ「説明を求めます、監督!」
ネイ「10番を何だと心得ているんですか!」
そして当然選手達は大爆発した。何処の馬の骨かも分からない男を招集した挙句、
省15
[259]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/11/11(木) 18:54:42 ID:hVGvVKus
ザガロ「言ったな?てめえからその10番を剥ぎ取ってやるぜ」
コインブラ「俺に勝てれば文句はない」
ネイ「よーし、やってやろうじゃないか!」
ディウセウ「ヘヘッ、オラワクワクしてきたぞ!」
サンタマリア「(とうとう奴の実力を確認するチャンスが来た!)」
カルロス「(ここで勝負しない手は無いな)」
コインブラ「……………」
省8
[260]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/11/11(木) 18:54:53 ID:hVGvVKus
ザガロ「手っ取り早くシュート力で勝負だ!GKども、正GK争いのアピールチャンスだぞ!」
メオン「勝手に決めるな。まあいいだろう」
ゲルティス「俺はやらんぞ」
メオン「何!?」
腕組みをしたままフェンスに寄りかかり、一人観客を決め込んだゲルティスだった。
トニーニョ「…良いのか?ザガロの肩を持つ訳ではないが、正GK争いに不利になると思うぞ」
省12
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24