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【最後の夏は】小田Jr.の野望24【終わらない】


[21]小田ジュニアの野望:2010/10/29(金) 19:12:26 ID:v4GgJyg+
E.「ママンが親父を好きになった理由に納得する。……腹立つけど」

猛の回答に強はあっけにとられる。

強「……あははは、なるほどなるほど。それは想定外だった。そうだな…確かに猛にしてみれば
何故クラリスが俺と結婚したのか疑問に思わない方が不思議か」

一瞬考え込むような沈黙が続いた後、親父は一本取られたとばかりに納得する。彼としては
自分の息子が何を求めているかを知る方法としていたので、こんな切り替えしがくるとは
思ってもいなかったのだ。

小「俺の方からはきちんと答えたぞ。だから教えろ。どうして俺に黙ってた?」

改めて何故能力を隠していたのかを聞く猛。

強「それはな…簡単だよ。猛はクラリスが大好きろ?そしてそれは同時に俺への敵愾心になる。
そんなとき、父親というものは大体の奴が思うのさ。『自分を乗り越えていって欲しい』と。
だから俺は自分の地位を猛に近づけた。それは絶対に子供にはばれちゃいけなかったんだが、
この話の根本であるクラリスが話してしまったからな。フラウが日本に来たことで、
きっとクラリスももう知っていい頃だと判断したんだろう。事実、今お前は『納得する』と答えた。
それは自身が母親へと依存していたものから能動的に脱却できたことを意味している。
つまり、隠す必要そのものがなくなった…そういうことだ。
俺は猛から今の回答を聞いたことで納得したけど…クラリスは、直感的に感じ取っていたんだろうな。
猛の過度なエディプスコンプレックスは既に解放されている事実を」


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0ch BBS 2007-01-24