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【戦わなければ】幻想のポイズン43【生き残れない】


[270]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/03(水) 00:31:20 ID:???
うどんげ「そ、そんなぁ……」
パルスィ「見下すんじゃないわよ、オータムスカイズ! パルパルパル……嫉妬の力は宇宙一!!」
静葉「(今の私はオータムスカイズの秋静葉じゃなくて、幻想郷代表の秋静葉なのだけれど……。
    ……彼女を侮っていたのは確かだったわね。 私としたことが、軽率だった……!)」

守備力全般が低いとされるパルスィに突破を阻まれたとあってうどんげは項垂れ。
静葉は自身の心に油断があったと反省をしながら、ボールの行方を目で追う。
そして、パルスィは口元には嫌らしい笑みを。瞳には嫉妬の焔を燃やしながら相変わらずパルパルパルと呟く。

嫉妬の力を自身の力へと変換する事が出来るという特殊な能力を持つパルスィにとって。
オータムスカイズ出身である静葉、そして一応はオータムスカイズ所属であるうどんげと戦えるという事は。
最高のモチベーションを持ってして戦えるという事を意味する。
この状況下でパルスィが実力以上の活躍をし、その才能を如何なく発揮出来るというのも、不思議では無い話であった。

輝夜「大したもんね、守備苦手なはずなのに」
パチュリー「能力以上のものが出せた、といった感じね。
      流石に(旧)地獄から幻想郷トップに這い上がってきた訳では無いらしいわ。
      これでドリブルの勘を取り戻してくれれば、レギュラーは固いでしょう」

このパルスィの予想外の活躍に、輝夜は舌を巻きパチュリーは満足そうに頷きながら笑みを浮かべる。
一方で、パルスィが弾いたボールはといえば……。

魔理沙「よしよし、こっちに転がってきたな」
パルスィ「パル!?」

なんと中央――バイタルエリア手前に位置していた魔理沙がフォローしており。
パルスィはそれを見てマズったかと目を丸くするのだが……。


0ch BBS 2007-01-24