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【戦わなければ】幻想のポイズン43【生き残れない】


[38]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/30(土) 01:02:40 ID:???
てゐ「(ぶっちゃけ、練習とかもどうでもええんやけどねぇ。
    まぁ、鍛えて貰えばラッキー程度だったんだけど……。
    あーあ……幸せ兎の異名が泣いてしまうウサ)」

元々、てゐの狙いは自分とうどんげの両者を鍛えてくれるというものが第一のものではなく。
むしろ、自分を手駒として使ってくれる――主君を欲していたのである。
もしもここで魔理沙が彼女を信じ、練習を手伝うという約束を取り交わしてくれていれば……。
てゐはその練習が不足の結果に終わっても、その信頼にこたえようとしていただろう。
詐欺は働くし嘘もつくが人には幸せを運ぶ白兎――因幡てゐ。
そのてゐを信じるだけの器を持つ人間を、てゐは探していたのである。

しかし、反町には会ってさえ貰えず。魔理沙には正面きって信じる気は無いと言われ。
残る霊夢と早苗には、そもそも交渉をしていい方向へと持っていく事すら難しい。

てゐ「(つまんねぇなぁ……私の力で王を作りたかったのに。 はーあ……やっぱ永遠亭が一番やったなぁ)」

自分を上手く扱ってくれるような主君に巡り合えなかったのは不運だと嘆きながら……。
不意にてゐはこのチームの監督である輝夜、そして、その片腕である永琳のいた永遠亭は良かったと思い。
トボトボと自室へと戻ると、今日も元気に愚痴を吐いていたうどんげと妖夢には目もくれず、ベッドへと飛び込むのだが……。

てゐ「あー……だるー……」
うどんげ「でね、私も一生懸命にやってるのに……って、てゐ。 あなた、どこ行ってたのよ?
     毎日毎日外に出てくけど?」
妖夢「(もうやだ……この部屋もうやだ……)」
てゐ「あ? あー、反町と魔理沙に会いに行ってたよ。 練習手伝ってくれって言いにね、うん」
うどんげ「え!? そうなの!?」


0ch BBS 2007-01-24