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【戦わなければ】幻想のポイズン43【生き残れない】


[654]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/08(月) 23:21:18 ID:???
ヤマメ「(ぐっ……くそおおっ! 私は守備が売りだった頃からのパルパルズのメンバーなんだ!!
     こんな……簡単に……)ゴールを決めさせるかァァ! うわあああああっ!!」

シュパァァァッ! グォォォッ!! バチィンッ!!

魔理沙「は?」
穣子「へ?」
てゐ「おー……」
咲夜「…………ツメが甘い」

現状では第三キーパーであるという事を理解し……。
しかし、この紅白戦で何とか自分の実力をアピールしようと考えていたネオ妬ましパルパルズ所属GK――。
守備が最大の特徴とされていた時代の妬ましパルパルズ時代から反町に辛酸を舐めさせられ続けた黒谷ヤマメは……。
高らかに咆哮しながら手から伸ばした頑丈な糸でゴールバーを伝って飛び上がり……。
真上から急降下してきた反町のポイゾナスドライブをその体でがっちりと受け止め、ゴールを守って見せたのだった。

ヤマメ「とっ……取ったー! キスメェ、取ったよォ!!」
キスメ「!!」←にこにこしてる

圧倒的なシュート力を持つ反町のシュートを、第三キーパーであるヤマメが受け止めた。
しかも、反町の十八番となりつつあったキックオフシュートのような距離があるような状況ではなく……。
ゴール前、至近距離――ミドルシュートの範囲としては十分過ぎる距離から撃たれて、止めた。
つまり、真っ向勝負の形で見事にゴールを守ったのである。
これらの事実を受け、ゴールを守った張本人のヤマメとヤマメを慕うキスメは喜び……。

パルスィ「ふふふ……ヤマメも我らネオ妬ましパルパルズのユニフォームを取った女よ。
     舐めるんじゃないわ、オータムスカイズ」

途中交代でベンチに下がっていた水橋パルスィは、ほくそえむ。


0ch BBS 2007-01-24