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【戦わなければ】幻想のポイズン43【生き残れない】


[655]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/08(月) 23:22:18 ID:???
しかし、そんな中で――その他の者達、大多数は、この結果をただの反町の蹴り損ないによるものだと評価付けていた。
少しでも頭の回る者、そして、反町を知る者は反町のシュート力の脅威をわかっており。
いくらヤマメがいつも以上の実力を出していようと……。
もしも反町がいつもの実力が発揮出来ていたのなら、この結果は間違いなくなかっただろうと考えていた。
それほどまでに反町のシュート力とヤマメのセービング技術の間には、天と地程の差があると考えていたのである。
だからこそ、周囲の者達も、この反町のシュートの失敗を見ても大して評価は下げていなかったのだが……。

パチュリー「(今のは絶対に決めなければならない場面、いくら蹴り損なったとはいえ、それ自体が大きなミス。
       シュートだけが取り得なのなら、ここで失敗をするのは駄目ね……。
       紅白戦だからいいものを……これが実戦なら、大変な事になっているわ)」

コーチ役として幻想郷代表にいるパチュリーはここで反町がシュートを失敗したのは大きなマイナスポイントだと判断し。
眉を顰めて厳しい表情を作りながら、頭を振って反町への評価を下げる。
そして、「少しでも頭の回る者」でもなければ「反町を深く知る者」でも無い者達は……。

美鈴「(あ、あれ? 反町さん……ヤマメさんに止められちゃうんですか!? あれぇ!?)」
チルノ「なにやってんだー! シュート撃つなら決めろー!!」
ヒューイ「(んー……私の練習ばっか見ててシュート下手になったのかな? 格好悪いなぁ……)」

一部、反町がシュートを決められなかった事に混乱をしつつも……。
純粋に結果だけを受け止め、少しだけ反町へのシュート力への信頼を落とすのだった。

※パチュリー、美鈴、チルノ、ヒューイの評価値が下がりました。


0ch BBS 2007-01-24