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【戦わなければ】幻想のポイズン43【生き残れない】


[680]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/09(火) 01:28:11 ID:???
レミリアは咲夜の練習に付き合う事に志願し、これを受けて咲夜は喜びつつ……。
素早く時を止め、レミリアが運動をする為の準備をする。
全幻想郷代表と、他国への派遣選手――これから先、戦う運命にありながらも……。
否、だからこそする、この練習。

主人が相手とはいえ手を抜かない――それは咲夜が以前オールスター戦でレミリアのシュートを受け止めた事からも明らかである。
例え敬愛をする主人だろうと、主人だからこそ、全力でプレイをする。
そんな咲夜が相手だからこそ、レミリアも咲夜を気に入り、溺愛しているのだ。
その咲夜の全力のプレイが――紅魔館のパーフェクト・メイドの全身全霊のプレイが。
霊夢や魔理沙や早苗、そして、反町の影に霞むようなものであってはならない。
レミリアの指導にはそういった思いが込められ、自然、熱が入り……。
そして、そんな指導を受けて、咲夜もめきめきと実力を上げるのだが……。

咲夜「しかし……このままではあまりにも平凡すぎますね……。
   この程度のシュート……あの妖夢でも打ててしまいます」
レミリア「より低弾道で、スピードは上がったけれど……更に鋭さが欲しい所ね。
     ふむ……よし、咲夜! あれを使いましょう!」
咲夜「あれ……とは?」

しかし、いくら実力を上げても……結局は魔理沙や反町、霊夢には敵わないレベルのシュート。
このままでは駄目だと嘆く咲夜に……レミリアはいい事を思いついたと言わんばかりの表情を浮かべ、口を開く。
しかし、レミリアがこういった表情を浮かべる場合、その思いついたものとはたいていは咲夜にとっては悪いものである事が多い。
そして、この時もまたその例に漏れず……。

レミリア「ほら、あれだよ。 春雪異変の時、咲夜が使ってた……」

〜 回想ここまで 〜


0ch BBS 2007-01-24