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【戦わなければ】幻想のポイズン43【生き残れない】


[681]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/09(火) 01:29:12 ID:???
咲夜「ここよ! ここで決めるのよっ!!」
ヤマメ「くっ……で、でも、あのボランチのシュートは反町ってのよりは弱かった筈だ!
    今度もキャッチしてやる……!」
にとり「吹っ飛ばされっぱなしじゃ格好悪いしね! ……って、あれ!? な、なんだあれ!?」
ヒューイ「な、なにするの!?」

ひとしきり少し前のことを回想したところで、おもむろに咲夜は胸元に手を入れながらシュート体勢を取る。
その不自然な動きに白チーム守備陣一同は首をかしげながらもシュートコースを防ぎに回り……。
しかし、咲夜が取り出した者を見て更に混乱をする。
それも当然と言えば当然。
ヤマメやにとり、キスメにヒューイ、穣子といった者達は、その咲夜の持ち物にまるで心当たりが無いのだ。
だが、それとは対照的に、これから咲夜が何をしようとしているのかわかったものもおり――。

レティ「まさか……!」
魔理沙「じょ……冗談だろ!? お前、それ封印してたんじゃねぇのかよ!?」
霊夢「(いい年こいて何やってんのよ……)」
ルナサ「むぅ……あまり、あれにはいい思い出が無い……」
メルラン「あははははは〜! あれにボッコボコにやられちゃったもんねぇ!!」
リリカ「うげ〜……いぬにくいぬにく〜……ってか?」

レティやルナサ、メルラン、リリカといった者達は驚愕に目を見開き。
魔理沙は引きつった笑いを浮かべながら、その咲夜の手に持った代物を見やる。
そして、霊夢はため息をつきながらも頼もしげに咲夜に目をやり……。

それらの視線を一身に受けながら、咲夜は羞恥に頬を染めながら……。
その手に持っていた物体――星型の可愛らしい、ファンシーなものを自身の周囲に浮遊させつつ。
右足を大きく振りかぶる。


0ch BBS 2007-01-24