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【カミュが】ファイアーモリブレム22【来る】
[322]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/11/04(木) 22:28:12 ID:???
>Cそれは出来ません。大事な仲間を危険に晒したくはないです。
森崎にとって今一番大事なもの。それは共に戦い苦楽を共にしてくれる仲間たちだ。
自分が頂点にのしあがるため、有能な駒としてでしか仲間を増やしてこなかった自分。
しかし、この大陸で戦っていく中で、森崎も多くのことを学んだのである。
かけがえの無い自分を支えてくれる大事な仲間の存在を。
そしてその仲間こそ、自分が全てをかけて守っていかなければならない存在だということを。
森崎「…王女様。残念ですがそれはできません。
俺たち第1部隊は正面からカミュ将軍の部隊と激突することになる。
とてもじゃないですが説得できる機会なんて無いと思います。
それに、もし説得できたとしても失敗してしまった場合取り返しのつかないことになります。
俺はもう二度と戦いで仲間を失いたくないと考えています。だから……
あまりにもリスクの大きい策をとることは出来ません。……これが俺の意志です」
淡々と、しかりきっぱりと言い放った森崎に、ニーナは何も言い返せなかった。
ニーナがカミュのことを思うように。森崎も仲間のことを思っているのだ。
そのことに気がついたニーナは、一度顔をグルニア本城の方へ向けて瞳を閉じる。
ニーナ「(カミュ…私はもう決めました。もう迷いません。
あなたがあのとき私を逃がしてくれたときに言ってくださった言葉……
私は生き延びます。あなたの言葉通り。生きて生きて生き延びて…
そしてもう二度と争いの無い世界を築くために…この身をアカネイア大陸に捧げます)」
彼女の顔はすでに憂いを含んだ表情では無くなっていた。アカネイア王家の高貴な血筋をひく王女らしく
凛とした顔で森崎の方をむいて言う。
ニーナ「…戦士森崎。あなたの意志は堅いようですね。分かりました。
このことに関しては私はもう何も言いません。ですが……
替わりに私の別の願いをどうか聞き届けてください」
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0ch BBS 2007-01-24