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【カミュが】ファイアーモリブレム22【来る】
[817]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/11/16(火) 15:59:50 ID:???
ヒムラー「くっ…ま、魔法の詠唱が間に合わぬ…!」
ミネルバ「パオラが受けた傷……その身をもって味わうがいい!」
自身の体を強化する魔法は思った以上に負荷がかかるし詠唱も短くはない。
ミネルバの豪速の斧がヒムラーを捉える前に、防御の術が完成することは無かった。
ドゴォッ!!
ヒムラー「(ユミナ王女…ユベロ王子…未来のグルニアを……頼みましたぞ……!)」
薄れ行く意識の中でヒムラーの脳裏に思い描くのは、グルニアの後継者であり
自身の魔道の弟子でもある二人の幼い王子と王女であった。
カミュの手引きで身分を隠してカダインの魔道学校へと転入させることは成功した。
あとはドルーアの脅威が去った後で、アカネイアの後ろ盾を受けて王国を復興させる。
ニーナ王女ならば、決して荒廃したグルニアを悪いようにはしないとカミュは言っていた。
気位が高く弱音を吐かない強い精神を持つユミナ王女と
やや弱気なところがあるものの心優しく聡明なユベロ王子ならば、きっとグルニアを再興してくれる。
未来の豊かなグルニア王国を夢見ながら、ヒムラーは静かに目を閉じたのだった。
ミネルバ「聞け!グルニアの兵よ!部隊長ヒムラーはこのミネルバが討ち取った!
おとなしく投降すれば、ニーナ王女が寛大な処置を施してくれるだろう。
だが…抵抗するのならば容赦はせん。この『赤い竜騎士』ミネルバが徹底的に叩き潰すだろう!」
天馬騎士A「くっ…さすがはミシェイル殿下の妹様だ。容赦の無い…!」
魔道士A「確かにこのまま戦っても俺たちに勝ち目は無いかもしれん。だが…!」
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0ch BBS 2007-01-24