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【受け継がれる】キャプテンEDIT17【魂】


[14]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/11/07(日) 03:07:06 ID:???
早瀬「テメェ……今、なんつった?」

森崎「そこのそいつにはチャンスなんて無い。そう言ったぜ? 南葛中に俺が入る限り、絶対にな」

勝者の傲慢さをひけらかしながら、森崎は続ける。

森崎「それにな……目の前に、試合中何度も負かされた相手がいるってのに、最初に漏らしたセリフが先輩への泣き言だ。
自分より上の相手に、一人で喧嘩売る度胸も無いヤツは、何したって無駄だな!
……ま、来年も格下相手に勝ちを稼いで、俺の優勝に花を添えてくれりゃあいいさ。それが分相応ってもんだ」

早瀬「要するに、喧嘩売ってるんだなテメェ……っ!」

森崎「それ以外に聞こえたか? だったら耳の病気だな。良い医者を紹介してやろうか?」

大前「……森崎ィ!!」

ことここに至って、大前も怒りの声を上げた。

森崎(へっ! お仲間に矛先を向けられてようやくかよ。甘ちゃんめ)

鼻で笑うと森崎は踵を返して立ち去る。背後からがなり立てる声になど、最早耳を貸さない
……森崎と大前、いや鳴紋中のサッカーに対する姿勢は、真っ向から対立するものだった。
片や仲間からの信頼や満足なコーチングも受けないまま、底辺から這い上がりこれを勝ち得ていった者。
片や仲間たちとの団結ありきで強くなり、信頼できる大人の導きを受けて頂点へと挑戦していく者たち。
共に相手の哲学は受け入れられないものだろう。
無論、鳴紋内にも派閥争いはあり、森崎にも僅かながら心許せる間柄の人間はいたが……いや、これ以上続けることに意味は無い。
ともかく、大前と森崎は少なくとも現時点では共に手を取り合える者同士ではなかった。


※ 森崎の大前への感情が『甘ちゃん・ただのバカ』に変化しました ※


0ch BBS 2007-01-24