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【受け継がれる】キャプテンEDIT17【魂】


[433]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/11/10(水) 23:39:28 ID:???
大前「お、俺が!? な、何でいきなりそんなことに!?」

比良山「……俺としては、そんなに驚かれる方が意外なんだがなァ」

輝林「僕としても大前さんが妥当だと思うのですが」

大前「そんなこと言われても……ま、まずは理由から言ってくれよ」

促すと、比良山は顎を一撫でしてから説明を始める。

比良山「まずチーム内での実績だな。全国大会の得点王という金看板は、チームを纏め上げる象徴に相応しいものだ。
キャプテンとしてあれこれと差配をするのに、実戦で挙げたタイトルほど体の良い裏付けは無い。
他の選手も、自然とお前の意見に耳を傾けるようになるだろう」

大前「それは……そうだろうけれど。でもそれだけじゃ――」

比良山「二つ目。お前はこの中で最も早くから早瀬さんと行動を共にし、その理想を体現するのに骨を折ってきた。
『全国で戦える鳴紋中』。このフレーズを実現した功労者の一人は、紛れもなくお前だ。
これから派閥に引き入れた者たちも、最古参のお前の意向は無下に出来ん。
自然、派閥が大きくなるにつれお前はキャプテンの座に近づくことになる」

輝林「僕も比良山さんも、貴方に派閥に入れられたんですからね」

比良山「それにこれまで参加した大会を戦ってきた上で、お前はチームの戦術に深く関わってきていた。
前キャプテンである早瀬さんの信頼もあって、お前の提言はチームの作戦に大きく反映されて来ただろう?
早瀬さんの政権では、実質お前が副キャプテンだったようなものだ。それが早瀬さんの衣鉢を継いだとしても、さほど不自然ではない」

大前「それは……そうかもしれないけれど」


0ch BBS 2007-01-24