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【新チーム】キャプテンEDIT18【波乱のスタート】
[720]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2010/11/19(金) 01:31:35 ID:???
〜ミーティングの解散後〜
会場から程近くにある公園。
試合後の会話で取りつけた約束の通り、大前は本多と会っていた。
本多「……で、話と言うのは何なんだ大前」
大前「ああ、その事なんだけどさ。……今のチーム、来年の全国で勝てると思うか?」
本多「無理だ。一、二回戦くらいならばお前や雪村の力で勝たせることも可能だろう。だが、今年以上の成果となるとな……。
このまま漫然と日々の練習を続けるだけで勝てるほど、全国の舞台は軽くない。それは俺も重々感じていたことだ」
そう言いながら、全国大会での自身を鑑みる本多。
これまでどの派閥にも与することなく淡々と日々のメニューをこなしていた彼は、全国で壁に突き当たった。
単独では止められない相手。誰かの守備を助けるだけの障害物になり下がっていた自分。
それでも大会の後半は貴重な戦力として返り咲くことが出来たのは、東邦戦を契機として徐々に才能を開花させたからだろう。
だが、これはあくまで偶然の産物に過ぎない。
本多「今の鳴紋で全国制覇を目指すには……いや、早瀬さんの世代に追いつくにも、自主的なトレーニングが必要だ。
それも長期的な視野に立った、効率的なものがな。それは選手人一人が個人的にするものだけでは到底足るまい。
飯地監督はもっと部活の練習をハードにするだろうが、それにしたって学生のクラブ活動では時間に制限がある。
選手たちが自主的に、それも誰かの音頭の下で効率的にやる必要があるだろうな」
大前「俺が言いたいのはそれさ。今まで俺と比良山、それに輝林は早瀬さんの下でそんな活動をしていた。
鳴紋中を全国で勝てるチームにしよう。そのために、分かりやすい旗頭である早瀬さんの下で、一緒に強くなっていこうってな。
その活動は、今でも続いている。早瀬さんの代わりに、俺が先頭に立ってな」
本多「ほう……」
本多の目が、興味深げに輝く。
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0ch BBS 2007-01-24