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【白熱する】幻想のポイズン44【レギュラー争い】
[125]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/11/19(金) 01:00:32 ID:???
>★キスメの同室メンバーはキーパーと嫉妬狂い→ ハート10 =ヤマメ「何か用かい?」 キスメ+ヤマメが部屋にいた!★
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部屋の中から出てきたのは、キスメと同室である黒谷ヤマメであった。
風呂上りという事もあってか、いつもはアップにしている髪は下ろされており。
早苗は一瞬誰だかわからなかったのだが、後ろにピタリとキスメがついているのを確認すると。
小さく息を吐いて逡巡をし、口を開いた。
早苗「実は……ちょっとキャプテン選挙についてお話があるんです。
お時間をいただけますか?」
ヤマメ「……あんたが来るか、私のとこに。 ああ、目的はキスメかね?
まあいいよ、入りなよ」
キスメ「…………」←何の話だろうかと首を傾げている
早苗が言葉を吐いた瞬間、ヤマメは盛大にため息を吐いてから肩を竦め……。
それでもキスメの桶の取っ手部分を持ちながら早苗を部屋の中へと招き入れる。
早苗の言ったキャプテン選挙の話――それを聞いて、何の話をされるのかがわからない程、ヤマメも決して馬鹿ではない。
あからさまに苛立つヤマメを見て、早苗は少しだけ申し訳ない気持ちになりながらも……。
部屋の中へと入ると、単刀直入に本題を切り出す。
早苗「実は、お二人には私を支持していただきたいのです。 キャプテンとして」
ヤマメ「(いきなりだねぇ……前置きも無く、ストレートに言ってきたか。
そういう性格、嫌いじゃないけど……お前はキーパーだろ? 私が支持すると思ってるのかい?)」
キスメ「…………」←キャプテン?と首を捻ってる
折角2人も誰も支持している様子の無い選手がいるのだから、ここは2人揃って勧誘をした方が得策だと早苗は判断した。
しかし、それは若干ながら分の悪い賭けでもあった。
何せ、ヤマメはゴールキーパーであり、早苗とはポジションを争うライバル同士なのだ。
そのライバルを支持しろと言われれば、ヤマメとしても難色を示さざるを得ない。
だが、それでも早苗はその分の悪い賭けに賭けるしか、道は無かったのだ。
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0ch BBS 2007-01-24