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【白熱する】幻想のポイズン44【レギュラー争い】


[139]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/20(土) 01:12:26 ID:???
>★第三キーパーヤマメの反応→ クラブ8 =ヤマメ「悪いけど……キーパーをキャプテンにしちゃ、完全に干されそうだからね」★
>★凄くいい子なキスメの反応→ スペード10 =キスメ「…………」 キスメ は すなお に うなずいている★
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早苗の真摯な言葉にも、しかし、ヤマメはやはり首を縦には振らなかった。
基本的に温厚なヤマメとて、プライドはある。
いくら現状の自分の地位が第3キーパーであるとはいえ……否、だからこそ。
同じキーパーである早苗の片棒を担ぐという選択は出来なかった。

そして、反対に早苗の言葉にしっかりと頷いたのは、元々早苗が勧誘をしようと考えていたキスメである。
彼女は根本的に素直な気質であり、早苗の真摯な言葉に突き動かされ。
本当にチームの為を考えて動いてくれるのならと、快く早苗を支持する事を承諾。
その小さな手を伸ばし、早苗と握手を交わす。

早苗「あ……ありがとうございます、キスメさん!」
キスメ「…………」←照れくさそうに微笑んでる
ヤマメ「こちらこそよろしく、だってさ。 ま、頑張りなよ。
    私はあんたの事を支持できないけど、妨害だってしないつもりだからさ。
    キーパーの座は、実力で手に入れたいしね」
早苗「は、はい!」

新たな派閥要因を引き入れ、早苗は笑みを浮かべる。
まだまだ小さな早苗の派閥――しかし、それでも貴重な仲間が増えた。

早苗「(私を信じてくれるキスメさんの為にも、頑張りませんと)」

キスメの小さな手を握り、こうして早苗は改めてなんとしてもキャプテンにならなければと堅く誓うのだった。

※キスメの早苗への評価値が+3されました。

                           全幻想郷Jrユース 合宿8日目 終了


0ch BBS 2007-01-24