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【白熱する】幻想のポイズン44【レギュラー争い】


[432]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/22(月) 23:53:36 ID:???
それでも穣子の強さを信じる反町は、目を背けずに穣子を見つめ――。
そして、ドリブルをしていた早苗は不意に背筋に冷たいものを感じる。
何事かと思わず振り向いた瞬間、早苗がそこで見たものは――。

穣子「ずぉおおおおおおおおおおおおりゃあああああああああああああっ!!!」
早苗「なっ……きゃあっ!?」

何があろうと諦めないという、不屈の闘志を燃やした瞳を浮かべる穣子。
平常時よりも燃え盛ったまるで山火事のような瞳をした穣子は慌てる早苗へと素早く詰め寄ると。
雄叫びを上げながら鎌を思わせるような角度で足を折りたたみつつ、その折りたたんだ部分の腿の部分でボールを文字通り「収穫」。
呆気に取られる早苗を尻目に素早く立ち上がると、荒い息を整えながら不敵な笑みを浮かべる。

穣子「ど……どうよ? ようやくだけど……ボール、奪ったわよ?」
早苗「そんな……そこまで息が上がってるのに、どうして?」
穣子「息が上がってる? これくらいで私には丁度いいくらいよ。 豊穣舐めんな」
静葉「言葉の意味はよくわからないけれど……とにかく凄い自信だわ!」

明らかに疲労困憊といった状態の中、いつも以上のキレ味のタックルを見せた穣子に。
思わず早苗や静葉は目を丸くして驚くのだが……。
そんな中、唯一反町だけは小さく口元に笑みを浮かべ、穣子の様子にうんうんと満足そうに頷く。

反町「(穣子の凄い所は……どんな状況でも我武者羅にプレイする点だ。
    それは体力が少なくなってからも変わらない……いや、むしろ体力が少なくなった方が動きのキレが増す。
    泥臭いけど……でも、これが穣子の強さだ)」
穣子「へへへ……っと、うわっ!?」

ドサッ!


0ch BBS 2007-01-24