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【白熱する】幻想のポイズン44【レギュラー争い】


[434]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/22(月) 23:55:55 ID:???
穣子「……前にも言ったけど、今度こそ誓うわよ。 神として、私はあんたの信頼――信仰に絶対答えるわ。
   あんたが嫌って言っても止めない……八百万の神の誇りに賭けて。 あんたにご利益与えてみせる」
反町「…………ああ」

小さく小声で、しかしながらはっきりとした声で呟く穣子。
その言葉を噛み締めながら、反町は薄く瞬きをしてから空へと目を向ける。

反町「(……あの時、もしも……)」

思い返すのは、練習する前の穣子と重なった――かつての自分の姿。
森崎や早田と同室となり、合宿の最終日前夜で仲間達に不安を吐露した時の、自分。

反町「(あの時、もしもあそこで森崎が特訓をしようといってくれてたら……。  俺は、どうなっていたんだろう?)」

あの時は適当な慰めの言葉をかけられてから、次の日の練習試合に備え就寝をした反町。
だが、もしもあの時――あそこで森崎達と特訓をしていたら。
特訓をして、反町が大きく成長をしていたら……どうなっていたのだろうか?
――少なくとも、幻想郷には呼ばれなかっただろう。

反町「(……それを考えると、それで良かったのかもしれないな。
    俺は、幻想郷に来て変われた。 皆の……穣子たちのお陰で、変われたんだ。
    もしもあの時外で力をつけていても……結局俺は、日向の下から離れられなかったろうし……)」
穣子「……どしたの、反町?」
反町「いや、なんでもないよ」

急に考え事を始めた反町の様子をいぶかしんだ穣子に声をかけられ、慌てて何でも無いと答えつつ。
反町はそっと心の中で思う。感謝をするのは、或いはこっちなのかもしれない……と、改めて、そう思うのだった。

静葉「(それにしても一樹君も早苗もいい子だわ……穣子の為にわざわざ時間を作ってくれるなんて、ね)」

※穣子がスキル「タックル+2」、タックル技「ウォームカラーハーヴェスト」、スキル「不屈の女神」を習得しました。
※穣子の面倒を見たので穣子・静葉の反町・早苗に対する評価値が+1されました。


0ch BBS 2007-01-24