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【白熱する】幻想のポイズン44【レギュラー争い】


[528]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/23(火) 20:07:29 ID:???
無表情のまま席を立つと、妖精1に背を向けて反町は部屋を出る。
皮肉げに言われた妖精1の言葉を背に受けながら、反町は自問自答をした。

反町「(もう一度考える……ヒューイとの関係を、考える?
    俺は……俺は、ヒューイとはお互いを信用しあえるような関係になりたいんだ。
    それは、間違いなのか? 師弟関係って、そういうもんだろ?
    師匠は弟子を考え、弟子は師匠を考える。 師弟関係って、そういうもんじゃないのか?)」

思い悩みながら、自室へと戻ってゆく反町。
ドアを開け、中に入り――すぐにベッドに横になると、既に就寝しているヒューイへと視線を向ける。
今日も練習で疲れたのか、静かな寝息を立てながら安らかな表情で眠るヒューイ。

反町「(なあヒューイ……お前は、俺をどう思っているんだ? ……俺達は、師弟だよな?)」


にとり「言いすぎだよ、妖精1。 何がどうしたっていうんだい……私にゃさっぱりだよ」
妖精1「……別に。 ただ、あの人間を、ちょっとだけ見損なっただけ」
にとり「えぇ!? ど、どうしてだい? 別におかしな事言っちゃなかったろ、反町は」
妖精1「うん……おかしな事は言ってないよ。 ただ、それが嫌」
にとり「はぁ?」

反町が自室に戻り、思い悩んでいた頃。
一方で妖精1は、反町のことを思い、ため息を吐いていた。
確かに反町は別段おかしな事は言っていない――むしろ、よくヒューイのことを考えた……。
ともすれば理想論過ぎるが、しかし、だからこそ素晴らしい言葉を吐いていた。
だが、それが妖精1にとっては不満であり、不信を抱く要因になる。

妖精1「(あいつのパートナーって、もうあの虫や秋の神様がいるじゃない。
     その上にヒューイまで? 理想が高い、いい奴なんだろうけど……八方美人ね)」

※妖精1の反町に対する評価が−1されました。


0ch BBS 2007-01-24