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【白熱する】幻想のポイズン44【レギュラー争い】


[824]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/27(土) 23:37:51 ID:???
>A.新シュートの開発について
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パチュリー「……新シュート?」
反町「はい……ヒントだけは掴んでいるんですけど、どうやって覚えるべきなのか……。
   いまひとつ、わからないんです」

以前の紅白戦にて、最後の最後にヤマメからゴールを奪った際。
何故かいつもよりもシュートコースを見つけやすかった反町。
それこそが新たな反町の必殺シュート開発に繋がる筈だと確信をしていたのだが……。
しかし、一体何をどう練習し、どう鍛えれば新シュートを開発できるのかは皆目見当がつかず。
ここは育成に定評のあるパチュリーに相談するのが吉だろうと判断し、パチュリーに問いかける。
反町の話を聞いたパチュリーはようやく本から目を離し、反町へと視線を向けつつ……。
小さくその口を開くと、反町に言い聞かせるように呟き始める。

パチュリー「……難しいわね」
反町「難しい?」
パチュリー「現時点で……あなたのオータムドライブは、既にほぼ完成されたシュートよ。
      これ以上の発展性は、ほぼ無いと思っていい」
反町「そんな……でも、ドライブシュートは色々と応用が利くんじゃ……!」
パチュリー「確かに、ドライブ回転を強くかけ、バウンドさせてゴールを狙うミラクルドライブ。
      それに、横回転をかけ自由自在に空を飛び交わせるシュートも可能でしょう。
      ただ、あなたはそれを出来る自信がある? ……この2つはどうしてもサッカーのセンスが無ければ会得できない技。
      あなたはシュートに関してはスペシャリストだけど……天性のセンスという面では、天才と呼ばれる者達には足りないわ」
反町「………………」

パチュリーの言うように、ミラクルドライブなどは使い手にかなりのセンスを必要とするシュート。
練習を繰り返すだけではとてもではないが会得をする事など出来そうになく……。
仮に会得が出来たとしても、時間を多大に消耗してしまうだろう。


0ch BBS 2007-01-24