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【白熱する】幻想のポイズン44【レギュラー争い】


[825]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/27(土) 23:39:18 ID:???
反町「それじゃあ……俺は、新技はもう覚えられないって事ですか?」
パチュリー「…………そんな絶望的な顔をしない。
      いい? 私は難しい、と言っただけ。 つまり、可能性は無いという訳ではない」
反町「!? じゃ、じゃあ……何かあるんですか!?」
パチュリー「ええ、勿論」

パチュリーにミラクルドライブなどを覚える事は事実上不可能だといわれ、思い切りへこむ反町だったが……。
しかし、パチュリーの口から続いて出てきた言葉を聞いて目を丸くして驚きつつ……。
思わずパチュリーに掴みかかりそうな勢いで、どんな技を覚えられるのかと問いかける。
そして、パチュリーはそれをするりとかわしながら無表情を崩さず、人差し指を立てながら反町に告げる。

パチュリー「いい? まず、あなたが以前の紅白戦で感じたシュートコースの見つけやすさ……。
      それは、あなたのストライカーとしての勘が少しずつ研ぎ澄まされてきていると見て間違いない」
反町「ストライカーの……勘?」
パチュリー「そう。 幻想郷で数多のGK、DFと戦ってきたあなたは、ストライカーとして必要な嗅覚を備え付け始めている。
      それがシュートコースの見つけやすさに繋がった……ここまではいいかしら?」
反町「は……はい」
パチュリー「よろしい。 さて、それじゃあ次に……どんなキーパーにも、苦手なコースがあるというのはわかるわね?」
反町「それは……勿論。 右利きのキーパーは、俺達から見て右側のコースはどうしても取りにくい。
   俺はシュートコントロールが最大の武器ですから、それを生かす為にもそれはいつも意識して――」
パチュリー「ただ、どのキーパーも同じコースばかりが苦手という訳ではない。
      ここが一番苦手だ、というコースがある。 ――それは、わかるかしら?」
反町「……もしかして、パチュリーさんが言いたいのは」
パチュリー「ストライカーとしての勘を備え始めたあなたなら、キーパーの苦手なコースを見つけることが出来る。
      そして、あなたの最大の売りはどんな所にも精密に通せる抜群のシュートコントロール。
      この2つを併せれば――」

「この世で、反町に奪えないゴールは無くなる」
パチュリーはそう続けると、薄く笑みを作って反町を見つめる。


0ch BBS 2007-01-24