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【白熱する】幻想のポイズン44【レギュラー争い】


[942]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/28(日) 22:17:02 ID:???
大妖精「あばばばば……ま、回って、な、なんでも……とっ、止め……うわあああんっ!!」

ぐるぐるぐるぐる……バチィッ!!

反町「えっ!?」
輝夜「おおおおおおっ!?」
大妖精「へ……あれ!?」

半泣きになりつつ、反町のシュートに怯えながらも、それでも回転しながらパンチングに向かった大妖精。
如何に幻想郷でもトップクラスのセービング力を持つ大妖精といえど、反町のシュートを弾く事は難しいかと思われたのだが……。
しかし、反町がもしかしたら大妖精が苦手かもしれないと思い狙い済ました左方向は、大妖精が得意とするコースだった。
思い切り突き出した拳が、自分の得意とするコースに来たとならば、大妖精でも反町のシュートは止める事は可能である。
回転をしたことで威力を増した拳がボールに触れると、ボールはコースを変え……ゴールバーの上を超えるのだった。

ピィィィイイイイッ!!

松岡「コーナーキックだZO!!」

大妖精「あ……え? と、と、止まった? 止まったんですか!?」
妹紅「そうだよ、大妖精! 反町のシュートを止めたんだよ!! 凄いや!!」
にとり「いたたた……大したもんだねぇ。
    (確かにいつもに比べて蹴り損ないみたいだったけど……それでも止まるようなもんじゃなかったよ)」

しばらく、反町のシュート力の凄まじさを知る者達は呆然としていたのだが……。
しかし、松岡のコーナーキックを告げる笛が鳴ると一斉に気を取り直し。
白チームのDF陣は、反町のシュートを辛うじてとはいえ防いだ大妖精の健闘を称え。
一方、紅チームの攻撃陣は苦々しい表情を浮かべながら。
右コーナー付近へと近寄りつつ固まってこれからどうしたものかと相談を始める。


0ch BBS 2007-01-24