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【森崎】ファイアーモリブレム23【覚醒】


[242]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/25(木) 22:17:00 ID:???
黒騎士たちはあっという間にスターロンを縄で後ろ手で縛り、猿轡をはめて動けなくしてしまった。
流石のスターロンもまさか部下たちが全く戦う意思が無く、自分を捕縛しようなどとは夢にも思わなかっただろう。
それだけグルニアにとってカミュという存在は心の支えであり象徴であったのだ。
彼が倒れた今、もはや勝てる見込みなどどこにも無い。完全に黒騎士団は心が折れてしまっていたのだった。

黒騎士A「アカネイア同盟軍の方々。我々はもう戦う意思はありません。降伏いたします」

黒騎士B「そもそもドルーア帝国の侵略同然の同盟には嫌気がさしていたのです。
     スターロン将軍も我々と同じ考えです。ね?将軍!」

スターロン「もがが、もががー!!(馬鹿をいうな!ブラックナイツの誇りを忘れたのか貴様ー!!)」

木馬隊隊長「……なにこれ?新手のドッキリじゃないの?え?え?」

シューターA「隊長…黒騎士団があの様子じゃ俺たちも、もうどうしようもありませんぜ…」

シューターB「やっぱりカミュ将軍じゃなきゃブラックナイツは一つに纏まらない。
       確かにスターロン将軍は強くて立派だが
       集団を纏め上げる『キャプテン』の器では無かったって事さ」

木馬隊隊長「何を分かったようなことを!……はぁ〜〜……そういうわけです。
      我々の砲撃も全く通用しなかったのも事実。
      部下たちをこれ以上傷つけたくない。私たち木馬対もおとなしく降参します」

ガチャン…ポイッ、ガチャン…ガチャガチャ…ポイッ

次々と武装を解除してこちらに放り投げてくるグルニア軍に、森崎は呆気に取られていた。
もちろん森崎隊の他の仲間も同様に、口をぽかんと開けて目の前の様子に動きが固まっている。

森崎「(なんだか分からんが勝手に向こうが敗北を認めちまった。拍子抜けにも程がある……
   このままこいつらの降伏を受け入れてやるのが指揮官としては普通なんだろうが……どうもなぁ…)」


0ch BBS 2007-01-24