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【森崎】ファイアーモリブレム23【覚醒】
[701]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/12/02(木) 18:51:01 ID:???
ミシェイル「(確かこの辺りだったな)」
ミシェイルは山中の納屋のような小さな家の傍に飛竜を止めると、扉の前に立つ。
するとなんと扉は自動で開き、ミシェイルを家の中へと招き入れる。
ミシェイル「(魔法の力による自動扉か。洒落たことをしてくれる)」
ミシェイルを家の中で待っていたのは一人の老人だった。
顔全体を覆う白く長い髭が印象的なこの男こそガトー司祭その人である。
ガトーは人間嫌いで有名であったものの、まだ少年の頃から面識がある
このミシェイルという男にはそれなりの信頼を置いていた。カダインにてガーネフの妨害を突破するために
森崎たちに力を貸すように指示を出したのもこのガトーである。
ミシェイル「ガトー司祭。同盟軍がまもなく国境を越えてやってくる。
ここもいずれは戦場になるだろう。避難していただきたい」
ガトー「うむ…分かっておる。だがミシェイルよ。そなたも愚かじゃな」
ミシェイル「!……なぜ、俺が愚かと…?」
ガトー「お前はミネルバを愛していたはず。ミネルバもお前を慕っておった。
幼いときは二人して国の将来を語り武術や勉学に励んできたはずじゃ。
二人が力を合わせればいずれマケドニアはアカネイアをも凌ぐ大国になったであろう。
…それがガーネフに騙されつまらぬ野望に取りつかれたばかりに国を滅ぼすとはな…」
ミシェイル「…もう済んだことだ。ミネルバは俺を裏切り国を裏切った。ただそれだけのこと。
それにガトー司祭。俺は自分で俺の意思を選び抜きここまでたどり着いてきた。
ガーネフなどにそそのかされた覚えなどまったくもってない。
それにまだ俺は負けたわけではない。俺にはこのマケドニア王家の家宝
『アイオテの盾』がある。これさえあれば弓など恐れるに足りん」
ガトー「…そうだな。その盾があれば確かにマルス王子、そして森崎にも勝てるやもしれん。だが…」
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0ch BBS 2007-01-24