【もやしVS】ライ滝第十二話【夏ミカン】

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[885]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2011/01/03(月) 21:07:44 ID:???

　今回の練習は、直前まで行われていた試合の影響もあり中々いい具合にはかどっていた。

天道「行くぞ」

巧「この野郎、随分キープ力を上げやがって！」

魁「次はもう絶対にチャンスをフイになんてしない！　マジで決めるぜ！」

明石「ふ、良い気迫だ。だがそう簡単には抜かせるわけにはいかないな！」

　いつの間にかそこそこのレベルにまでキープ力を上げていた天道からボールを奪おうと巧が必死に動き、
フル出場しながら無得点に終わった魁がオフェンス一辺倒で練習する一方、明石も着実にディフェンスに磨きをかける。

ユウスケ「……俺、さっきの試合でタックルのコツを掴んだかもしれない。なんか凄く体が軽快に動くぞ！」

士「そういう台詞は最低でも俺からボールを弾いてからにしとけ」

光太郎「敬介！」

ジロー「届かない！？」

敬介（明石ほどじゃないが凄まじい精度のパスだ。やはり光太郎の能力は図抜けているな）

　また別の場所ではなにやら天啓を得たのかユウスケが壊滅的だった守備能力をやや改善させ、
光太郎もまたオフェンスをより強力に鍛え上げていた。

良太郎「ハヒィ……ハヒィ……（今日の試合は何も出来なかった。もっと僕自身の体を強くしないと）」

　そして良太郎は息を切らしながらも基礎を身につけようと一人黙々と体を動かしていた。

前次写

0ch BBS 2007-01-24