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【ストライカーの】幻想のポイズン45【条件】


[373]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/11(土) 00:20:03 ID:???
リグル「(くそっ、反町が駄目ならここは私が何とかしなきゃ……!
     相棒でありエースであるこの私が! このリグル=ナイトバグが!!)」
穣子「(本当に、私が言えるこっちゃ無いけど、あいつも時々ヘタレる事があるのよね……。
    まあ、なんだかんだ言って最後には決めてくれると思うんだけど……)」

自分に票をくれと言ってきた反町に対し、それに見合うだけの実力を見せてくれと言った咲夜は。
これが反町のそれに対する答えかと考え、小さく頭を振り……。
そもそも反町に対して然程情愛を感じていないレティは、やはり反町にキャプテンの器は無いと判断。
そして、パルスィはライバルである筈の反町の不甲斐なさに憤慨し……。
一方で反町の相棒であるリグルはこういうときこそ自分が頑張らなければと発奮。
穣子も若干反町に呆れるものの、それでも最後には一発決めてくれるだろうと信じ、肩を竦めながら相手の反撃に備える。

輝夜「ど、どうしたのあいつ? 今日、もう3本も撃ってるのに1本も入ってないわよ?」
パチュリー「(私の課したノルマを達成する事が脳裏にこびりついて、それが原因でシュートに集中出来ないのかしら……。
       ……だとしても、それでシュートに失敗していいという理由にはならない。
       ……せめて、1点でも取ってくれないと、私も少しばかり考えを修正しないのだけれど)」

監督である輝夜は反町がここまで1度としてシュートを決められないという事態を想定していなかったのか。
酷く狼狽をしながらパチュリーに一体何があったのかと問いかけ……。
パチュリーはそれに答えないまま、厳しい視線を反町へと送る。

そして、フィールドでは大妖精が未だに呆然と弾いたボールを見つめていた。

大妖精「………………」

大妖精は、基本的に気弱で自信を持てない、自分を卑下してばかりのGKである。
元々、妖精という種族上かつては決して強いとは言えない実力を持っており。
また、なまじ知能が高い為に周囲と自分の力量差というものを知っていたが為、それが彼女から自信というものを奪っており。
幻想郷きってのセービング力を持つようになった今でも、自信は増えるどころか減っていく一方であった。


0ch BBS 2007-01-24