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【ストライカーの】幻想のポイズン45【条件】


[696]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/16(木) 00:50:53 ID:???
こうして全日本Jrユースの選手達が地味ではあるが着々と実力をつけていた頃。
他の国の者達も、当然ながら大会に向け懸命に練習に励んでいた。

レミリア「ふっ……血のように紅に染まれ! H A ! !」
ミューラー「ぐっ……! ぐ……あああおおおおおっ!!」

バッ! バシィッ!!

レミリア「ほう……加減をしているとはいえ、私のレッドサンを止めるか。
     くくくく、少なくともそこで伸びているくだらんキーパーよりは役に立つようだな」

西ドイツでは、正ゴールキーパーであるシュタインでは流石に力不足であるという事になり。
緊急に山奥に隠れ住むという伝説のキーパー……デューター=ミューラーを召集し合流。
レミリアを中心とした派遣選手で1週間分の遅れを取り戻す為に集中的に練習を課し。
ほぼ完全に、周囲のレベルと同程度まで引き上げる事には成功していた。

そして、この国際Jrユース大会に唯一南米から出場をするアルゼンチンJrユース。
華麗で美麗な個人技を主体とするこの国もまた、大会に向けて練習に励んでいた。
しかし、この国に派遣をされていた選手は、他の国とは違いたった1人であった。

派遣選手がたった1人では選手達全員を見て練習をつける事は不可能なのではないか……。
もしかしたらフランス同様、八雲紫に見捨てられたのではないか……。
……その2つの疑問に対する答えは、どちらともノーであった。

なぜなら、アルゼンチンに送られたたった1人の派遣選手は――。
ただ1人でチーム全体を見渡せるだけの視野と指導力を持ち。
そして、たった1人だけで戦局を変える事の出来る、"天才"だったからである。


0ch BBS 2007-01-24