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【ストライカーの】幻想のポイズン45【条件】
[727]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/12/17(金) 20:12:45 ID:???
八雲紫によって事実上の左遷をされ、弱小国のフランスへと派遣されたこいしは。
八雲紫を見返してやる為にも、必ず大会を優勝で飾ってやると誓っていた。
どことなく冷めたところがあり、達観した考えを持つこいしは、初めて本気になろうとしていたのだが……。
だが、さとりはそれは不可能なのだと考え、こいしの言葉をかたくなに否定した。
さとり「確かに、ピエール君は他国のエースにも通用するだけの力がある」
ピエール「………………」
さとり「ナポレオン君も、エースストライカーとして申し分ない力がある」
ナポレオン「ふん……」
さとり「さとりだって、ボランチとしては優秀……それは姉である私が一番わかっている」
こいし「………………」
さとり「だけど……サッカーは3人だけで出来るものではないのよ……」
ボッシ「うぅ……」
ルスト「………………」
間違いなく世界屈指の実力を持つピエールに、そのピエールについていける実力を持つナポレオン。
ボランチとして攻撃も守備もそつなくこいしの3人は、間違いなく大会でも通用をする選手達であったが……。
しかし、それ以外の選手達が問題であった。
いくらピエールが世界屈指の選手といえど、広いフィールドをたった1人ではカバーしきれない。
いくらナポレオンの実力がストライカーとして高いものでも、百発百中でゴールは射止められない。
いくらこいしが名ボランチといえど、抜かれる時は必ず来る。
たった3人だけで、世界の強豪たちを相手に出来る訳が無いのだ。
自身たちの力不足を把握しているボッシやルスト、アモロといったピエールたちとは違う。
所謂、「お荷物」でしかない選手達はその残酷なまでのさとりの言葉を聞いてうめき声を上げるのだが……。
こいし「だから鍛えてるんだよ……それに、成果はちゃんと出てきてるよ……」
さとり「……無理よ。 いくら鍛えても、伸びないものは伸びない……」
こいし「そんなこと無いよ……」
さとり「そんなことあるわ……。 私にはわかる……いくら希望を持っても、いずれはそれは蹂躙されてしまう……。
私達は、そんな願いを持ってはいけない……期待をするだけ、落胆も大きくなるのだから……」
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0ch BBS 2007-01-24