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【ストライカーの】幻想のポイズン45【条件】


[974]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/22(水) 02:12:52 ID:???
>F.紅白戦でノルマを達成したと報告する
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パチュリー「……ああ、そういえばそんな話もしてたっけ」
反町「ちょっ……わ、忘れてたんですか!?」
パチュリー「冗談よ。 ちょっと危なっかしかったけど、確かに3回キーパーまでボールを届かせていたわね」

無表情でさらりと冗談を吐くパチュリー。
それに対して、笑えないですと反町は返答しつつ大きくため息を吐く。
紅白戦以前、パチュリーから課せられた『キーパーに3度ボールを届かせろ』という課題。
反町はその課題を、なんとかかんとかギリギリ達成する事に成功し。
その成果を報告し、次にすべき課題をパチュリーから貰う為にこうして部屋へとやってきたのである。
一体次は何をすればいいのか、と問いかける反町に対してパチュリーはあくまでも涼しい顔を作りつつ。
コホコホと咳き込んだ後、その口を小さく開く。

パチュリー「……さて、その前に。 3回キーパーまで届かせたけれど、ちゃんとキーパーの動きは見たわね?」
反町「はい。 ……大妖精の動きを、しっかりと見ました。
   そこからわかりましたけど……大妖精は、ゴール下方のコースが苦手みたいですね」
パチュリー「ふむ。 …………なるほど、やはりあなたにはストライカーとしての才能があるようね」

紅白戦で3度大妖精にシュートを打ちながら、その内で1本しかゴールを決められなかった反町。
しかし、だからこそ大妖精の得意とするコース、苦手とするコースの判別がよりわかりやすくなり……。
反町がそのコースについて説明すると、パチュリーは薄く笑いながら嬉しそうに頷く。

パチュリー「それじゃあ、前回の紅白戦である程度はわかったかしら?
      そのコースを見つける、シュートを打ちながら弱点を探る。
      それこそが、貴方が身につけるべき能力。 "ストライカーの勘"だという事は」
反町「はい……大体は。 でも、まだ身に付けられた気はしないですけど……」


0ch BBS 2007-01-24