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1- レス

【奇跡の】キャプテンEDIT20【価値は】


[528]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/12/11(土) 01:31:58 ID:???
一方、こちらは赤口中陣営。
前半戦、何度か見所のあるプレイを見せたとはいえ結果は3−0。戦況は決して良くなかった。
それもあってか、チーム全体の士気は芳しくない。

赤口のキーパー「後半は鳴紋のキックオフかー……また大前に点を取られるのかな、俺」

赤口の5番「まだまだ元気そうだったもんな、アイツ」

赤口の2番「クリアボムは消耗が大きいって話じゃなかったのかよ……」

赤口の4番(そもそも、アレってクリアボムだったのかな。い、いや待て。それだとただのヘディングであの威力ってことに――)

赤口の8番「何だ何だ、覇気の無い! それでも選ばれし神の国の戦士かお前たちは!」

赤口の6番「いや、俺たちはただの中学生だろ?」

赤口の7番(あの雪村を止めたタックル。アレをもっと頻繁に出せる様になれればなあ……)

一部の者は声を張り上げてチームを盛り上げようと試みているが、それも後に続くものが無い。
県内最強、いや全国トップクラスのチームを相手に3点差。この状況で楽観的になれるほど彼らは肝が太くはなかった。

赤口中キャプテン「……この状況から持ち直すには、どうすればいいんだろう?」

早苗(くっ……間をおいて冷静になった分、状況の悪さに囚われてしまいましたか。
ここで何か、もう一度皆さんの熱を取り戻す奇跡が起きれば――)

謎の声B「圧倒的な敵に気圧されて、恐れ竦む信者たちかー……この時代でも見ることになるとは思わなかったよ」

謎の声A「随分と昔の話を持ち出すじゃないの。それにしても色んな意味で皮肉ね。
あなたと並んでこんなものを見させられるのも、こうなったのがあれだけお賽銭をくれた子の所為っていうのも」

早苗も、それに寄り添う見えない何かも、この状況を打開できずに頭を抱えていた。


0ch BBS 2007-01-24