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【ど、ど、ど】黄金のジノ4【童帝ちゃうわ!】


[117]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/12/24(金) 03:27:51 ID:???
>>116
乙感謝です!

イタリア・ローマ…
イタリアサッカー協会、執務室……

???「監督、召集の件、滞りなく伝えました。」
金髪の青年が、初老の紳士に微笑む。
???「ああ。ありがとう。」
紳士は、ひとつため息をつくと、ゆっくりと椅子に座る。
ドイツの宿将…ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ。
派手さは無いが、堅実な用兵に定評のある名将である。
メルカッツ「…アズリーニを、私が率いる…か。縁とは不思議だな。」
戦時中、東ドイツにいた彼は、戦後東ドイツサッカーの第一人者となった。
『崩壊』と共に西側へ渡り、統合ドイツユースを率いるもの…
そう東ドイツ人は、誰もがそう思っていたが………
統合ドイツユースを率いるのは、メルカッツでなく、『金髪の孺子』と呼ばれる男だった。

メルカッツ「…強いチームにしてやりたいものだな。」
???「全くです。」
マネージャーがうなづく。
メルカッツは、そう言うと、アズリーニのメンバー表に目を落とした。
メルカッツ「(…堅守速攻、ピサロの展開力…。それが、イタリア『らしい』チームとなるのだろうな。)」
『ファンタジスタ』の有り難みが解る人種…
それがイタリア人だ。
しかし、ドイツ流は…『勝ち易きに勝ち、勝ち難きを勝つ』という哲学がある。
メルカッツ「…ファンタジスタ、か…。」
ドイツ人には、無縁だった『創造性』。それをどう活かすか…。
メルカッツは、再び熟考に入る。


0ch BBS 2007-01-24