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キャプテン森崎外伝スレ7


[202]ツッコミ…これを禁ず… ◆LDmJjdrv0g :2011/02/06(日) 00:47:19 ID:d/X36R+s
早朝の人里サッカーコート、日の出の光を浴びるグラウンドに、一人の男が立っている。
ドトール「俺がこの世界…幻想郷にやってきてかなり経つ。
     この世界で俺は様々な経験をし、大きく成長することができた。中でも、俺が学んだもっとも大事なことは!」
その言葉とともに、男はユニフォームを脱ぎ捨てた。
その下に、彼の体を覆うものは何一つとしてなかった。
ドトール「幻想郷では!常識にとらわれてはいけないということだ!
     衣服とともに常識を脱ぎ捨てた今の俺なら!ドライブシュートだって撃てる!」
センターサークルのボールに向かって走る。直接当たる風が肌に心地いい。
ドトール「いっけぇえええええええええええっ!!!」
バッゴォォォォォォォォォン!!!
ドトールの放った強烈なシュートは、そのままならゴールバーの上を越えていくはずだった。
だが、ドトールのかけたドライブ回転がボールを急速に沈み込ませ、ボールはゴールバーを掠めてゴールネットに突き刺さった。
その瞬間、ドトールは悟った。自分は今、己が無意識のうちにかけていた枷を破壊したのだと。
ヒトが纏う衣服の代わりに、静かな感動が全身を覆っていた。
ドトール「ここから始まるんだ…マグノ・ヴィエイラ・デ・オリヴェイラの新たなる伝説がはぁッッ!!」
反応する暇も無く、何かがドトールの体を突き破った。
背中から臓腑を貫き腹から生えるそれは針のようにも思えるが、そんな凶悪な針をドトールは知らない。
??「人間には、捨ててはいけないものがあるの。超えてはいけない境界というものが、確かに有るのよ……」
感情の感じられない声はどこかで聞いたことがあるような気もするが、死に行くドトールには関係ない。
薄れ行く意識の中で、ドトールは考えていた。

            (俺はいったい、どこで何を間違ったんだ?)

ででんでんででででん♪←ゲーム版2の例の音楽

BAD END 1 『「俺達、もう終わっちまったのかな」「バカヤロウ。まだ 始まってもいねぇよ」 』


0ch BBS 2007-01-24