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【ザ・ニュー】ファイアーモリブレム24【森崎!!!!】
[86]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/12/11(土) 19:31:06 ID:???
パオラ「ええ。了解です。
(この神器の力もあって、今の私には怖いものなど無いわ。
いえ……あるとしたら、バーツ……あなたが傍にいないことが、唯一且つ最大の不安…)」
バーツは嘆いていた。最近戦闘では全く出番がないのだと。
後方支援の仕事も大事だとは理解しているが、やはり前線で斧を振るほうが性にあっていると。
パオラ「(限られた戦力で戦わなくてはならない現状、一緒に出撃したいというのは我侭なことはわかっています。けれど…)」
そう簡単に割り切れないことだってある。サッカーの大会のとき以上の不安が、パオラの心に生まれ始めていた…
〜ミディア隊〜
ザッ…
ミディア「マケドニアか……」
ミディアはマケドニアの広大な谷が作り出す風に髪を掻き揚げながら頬を撫でさせる。
祖国アカネイアを戦火に落とし、壊滅に追い込んだ憎きマケドニア軍の故郷。
彼女が失ったものは大きかった。自分を慕ってくれた沢山の部下。
昔は苦手だったが、令嬢に相応しくなるための様々な稽古をつけてくれた貴族の先生。
そして、まだはっきりとした確認は取れないが、彼女の最愛の剣士アストリア。
これだけ待っても自分たちの前に現れないということは、それなりのことを覚悟した方がいい。
主君であるニーナにそう言われ、ミディアの心は穏やかなものでは無かった。
ミディア「(それでも…私は信じるわ。アストリア、あなたが必ず生きて、私たちの下に帰ってきてくれることを…)」
リンダ「ミディアさん、出撃の準備が整いました」
ミディア「…ええ。ありがとうリンダ」
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0ch BBS 2007-01-24