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【ザ・ニュー】ファイアーモリブレム24【森崎!!!!】


[882]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/30(木) 02:26:43 ID:???
岬「…うん。この年代の世界のサッカーを知るのならできるだけ早いほうがいい。
  片桐さんがフランスのクラブユースチームに斡旋してくれたんだ。ワールドユースに備えて
  僕も翼君や小次郎、森崎たちに負けないように世界の技術を学んでくるよ。
  中山。まだ怪我が完治していない君にこのチームを押し付けてしまうことをどうか許して欲しい」

岬は左腕に巻かれたキャプテンマークを、甲斐甲斐しく中山へと手渡した。

中山「…俺のことは気にするな。元気でやってこいよな。(それに、今の俺は……)」

井沢「(岬がフランスに遠征…ふっ、これで事実上南葛ナンバーワンプレイヤーはこの井沢守だぜ!)」

来生「岬!お土産買ってきてくれよ!」

滝「おいおい、岬は遊びに行くわけじゃないんだぜ?」

高杉「高校サッカー界じゃ、もはや南葛には敵はいないからな。
   片桐さんの判断はあながち間違いじゃないと思うぞ」

今回の大会の優勝の立役者である修哲トリオと守備の要の高杉が、励ますように岬に声をかける。

山森「(岬先輩も海外へ…石崎先輩や新田もブラジルに行っている…
   いつかは俺も続くんだと思っていたけれど……)」

中里「(ムムム…確かに高杉殿の言う通り今年も優勝旗を持ち帰ることができたとはいえ…
   拙者もこのまま日本で燻っているわけには行かぬ。サッカーによって中の里の名を売る秘密の任務を完遂するためには…)」

この数ヶ月、伸び悩みに苦しみつづけた山森と中里は、複雑な心境で岬を見送る。

岬「(今年の春、若林君との練習が南葛高校を、いや、日本のサッカーを大きく変えた気がする。
  小次郎が居なくなった東邦学園では、もはや僕たちの足元にも及ばないほど
  日本のサッカーのバランスは大きく歪んでしまったんだ。
  もうこのまま日本にいても、僕の野望は………あ、れ?野望……?)」


0ch BBS 2007-01-24