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【ザ・ニュー】ファイアーモリブレム24【森崎!!!!】
[904]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/12/30(木) 21:22:12 ID:???
カルツ「……ああ。これまで世話になった恩に報いるためにもなんとかこのチームを優勝させたいのう」
リッキー「ああ。残り時間で俺たちが勝ち越すためにもアンタの力、俺たちに貸してくれよ」
カルツ「…ソーダとシューマッハはもう立っているのもやっとの状況だ。
ボールを奪われた瞬間、わしたちの敗北は濃厚な物になる。…覚悟はあるか?」
リッキー「あのときアカネイアの連中が見せた根性くらいなら…出せる覚悟はあらあね」
省36
[905]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/12/30(木) 21:23:51 ID:???
リッキー「ほいさっ!」
ギュルルル…
鋭いスピンがかかったラストパスを送るリッキー。そのパスは長すぎてラインを割るかと思いきや…
パシッ!
カルツ「ここで負けでもしたらわしたちドイツユースのかねてよりの計画が…
サッカー協会が無理をして作ったわしたちの遠征が無駄に終わってしまう!
もうJrユースのような悔しさはゴメンだ!ワールドユースで優勝するためにも…
シュナイダーちゃんに今度こそ栄光を掴んでもらうためにも…
省35
[906]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/12/30(木) 21:27:03 ID:???
ガイ「むんっ!!」
ガイは拳を素早く突き出してカルツの足元からボールを零そうとする。
カルツは感じた。彼の放つ巨大な覇気を。例えるのならば、それは以前同じチームを組んでいた――
カルツ「(あの迫力ある動きはまるで……げ…ゲンさん…?)」
バコッ!
カルツはあっけなくボールをこぼれ球にされてしまう。
そしてそのボールをフォローしたのはチェルシーキャプテンのリネカーである。
リネカー「…知らなかったとはいえ、あまりにも非効率すぎる攻めだったな。
省19
[907]森崎名無しさん:2010/12/30(木) 21:28:31 ID:???
リカルドじゃないのかw
[908]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/12/30(木) 21:28:44 ID:???
リネカーは冷静にサイドのリチャードにパスを出すと、松山の横を通り過ぎていく。
松山は感じていた。自分の周りの選手たちを次々と崩されていく恐怖を。
苦手分野を悉く攻め立てられていては、いくら根性でカバーしようとしてもいずれ限界は訪れる。
早田「ハァ…ハァ…」
リチャード「もうばててんのか。だらしねぇやつだぜ。故郷に帰って出直してきな!」
どごぉっ!!
早田「ぐはっ…!」
リチャードの強引なドリブルが、酷く消耗した早田を跳ね飛ばす。
省28
[909]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/12/30(木) 21:30:02 ID:???
松山「やらせんっ!!」
ガギィッ!!
松山「どうだ!」
リネカー「むっ…!」
ここでついに松山がリネカーを捉える。イーグルタックルでボールを奪うと周囲の状況を確認する。
松山「(なだれ攻撃を仕掛けるのなら今のタイミングしかない……だが……)」
残念なことに今のマンチェスターにはなだれ攻撃を仕掛けられるほど体力に余裕が無かったのだ。
アリティアカップにて、三杉は仲間の体力を顧ずにファストブレイクを発動させた。
省33
[910]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/12/30(木) 21:31:15 ID:???
シューマッハ「空中戦は……俺の専売特許だああぁぁぁっ!!」
リネカー「馬鹿な!オーバーラップしてきただと…?」
バキィ!!
シューマッハ「(アリティアカップでの経験が生きた…ミディアさん、感謝しているぞ……)」
松山「シューマッハ!」
シューマッハ「飛び出しならば…俺は誰にも負けない……!」
長い足を利用して、シューマッハのキックがボールを大きく弾く。
残り時間も後僅か。このまま勝負はPK戦にもつれるのだと誰もが思ったそのとき。
省26
[911]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/12/30(木) 21:33:28 ID:???
だが、弟のシュートは無駄にはしまいと兄のデイビットが跳ね返ったボールに
無理な体勢からオーバーヘッドキックを放ったのである。
デイビット「勝つのは俺たちチェルシーだ!」
バッシュウウウゥゥゥッ!!ズバアッ!!ドグシャアッ!!
ロバート「に……兄さん!?にいさーーーーーん!!」
ピッピッピイイイイィィィィィッ!!
デイビットのオーバーヘッドキックがマンチェスターのゴールに突き刺さる音と、
省53
[912]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/12/30(木) 21:34:30 ID:???
陽子「今回話したイングランドユースだけでなく、どの国も優勝を狙える
力を持っている、身に付けてきていると私は睨んでいるの。
来年のワールドユースには、海外遠征に向かった選手たちも続々集結し
最強の全日本ユースとして世界に挑むことになっているわ。
もちろん森崎君。あなたもその一員として、ね」
森崎「(あくまで一員、か。誰がキャプテンになるかはまだ判断できていないようだな)」
陽子「それじゃあ今夜はこの辺りにしておきましょうか。
省44
[913]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/12/30(木) 21:35:37 ID:???
ミシェイル「……司祭も気付いていたか。何者だ!そこで何をしている!」
シュッ!
ミシェイルは腰に刺していたナイフを、カーテンに向かって投げつける。
すると黒い影がゆらりと揺れ、漆黒のローブを身に纏った老人が二人の目の前に現れる。
ガトー「貴様……ガーネフ!」
ガーネフ「ふぇふぇふぇ…人間嫌いのガトーというのはまったくもっての嘘であったか…
まさか貴様自ら進んで人間たち…アカネイア同盟軍の者たちに助力をしているとはな!」
省53
[914]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/12/30(木) 21:36:44 ID:???
ガトー「むぅ……ガーネフよ。お前の闇はここまでの力を生み出すほど膨れ上がっておるのか…」
ガーネフ「その原因を作り出したお主の最期には相応しいのう…さぁ、その魂を我に捧げ――!?」
メコォッ!!ドガシャアアアッ!!
ミシェイルの強烈な拳がガーネフの頬を捉え、激しく床に叩きつける。
ガーネフは自分の身に何が起きたのか分からないと言う表情でうろたえる。
ローブを引きずり、床に散らばる魔法道具に足を引っ掛けながら、棚に寄りかかり何とか立ち上がる。
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0ch BBS 2007-01-24