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【もう】キャプテン霧雨64【勘弁してください】
[840]キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o
:2011/01/02(日) 20:53:41 ID:???
肩を抱きながら、寒い寒いと呟きつつ霊夢は台所へと向かっていく。
魔理沙は言われるままにこたつに入って温まっていたが、とある事実を思い出す。
魔理沙「(……そういえば、霊夢の料理って…)」
博麗料理という名の雑草を食べさせられたことを思い出し、微妙に腰を浮かす魔理沙。
これはひょっとしていきなり地雷を踏んでしまったかと、内心で冷や汗をかく。
どうやっておせちを回避するか考える間もなく、重箱を持った霊夢がこたつへ戻ってきた。
霊夢「こたつはやっぱりいいわね」
サッ ガシッ
魔理沙「(足が絡め取られたッ!?冷たっ!?つうか逃げられないぜ!?)
あ、あの霊夢。外に出てないとマズくないか……?」
霊夢「どうせ参拝客なんて来やしないわよ。来たら来たで、賽銭入れて適当に帰ってくでしょ」
魔理沙「いや、こんな神社に来る物好きなんて、どう考えてもお前の知り合いだろ……」
霊夢「だったらここまで来るでしょ。どっちみち外出る必要なし。ほら、おせち食べるわよ」
魔理沙「(このぐーたら巫女めっ……!)」
参拝客が来ないと巫女はここまで落ちてしまうものなのか。
……むしろ、霊夢という個人の特質が大きいような気がするが。
何にせよ、魔理沙には霊夢の足を掴んでひっぺはがすか、おせちを食べるしかなくなった。
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0ch BBS 2007-01-24