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【雪村美和の】キャプテンEDIT21【憂鬱】
[239]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2010/12/23(木) 01:06:45 ID:???
〜後半戦〜
実況「さて、後半戦の開始です! 現状、4−0で鳴紋中が圧倒的なリードを保っております。
堅守を誇ると評判の高かった浪野中相手に、この展開は意外でありましょう。
後半は鳴紋のキックオフから始まりますが、まさかここから更に点差が広がることもあるのでしょうか!?」
安宅「させて堪るか……県内ナンバーワンの名に賭けても、それだけはさせない!」
最早ズタボロとなったプライドを引き摺りながら、安宅はゴールマウスに着く。
この試合のハーフタイムは、彼の今までの人生でも最悪のものだった。
大差を嘆く監督の不甲斐ない表情。チームメイトから突き刺さる、失望の視線。
中には明確に声に出して、安宅の実力とキャプテンシーを疑問視する者もいた。
ことここに至っては、この試合中に傷つけられた名誉を回復する手立てはない。
だが、だからこそ――
安宅「これ以上……やらせて堪るか! 大前にも、比良山にもだ!」
だからこそ、これ以上の不名誉は御免こうむる。
不退転の決意を抱き、フィールドを見据える安宅。今、安宅の精神は極限までに集中していた。
ピィイイイイイイイイイイ!
実況「審判の笛が鳴り、キックオフです! 鳴紋中、まずはゆったりとボールを回していく構え。
大差を保つ以上、無闇に焦る必要はないとのことでしょうか?」
雪村「それっ!」
宇津木「hai!」
中盤でボールを回しながら、じりじりと時間を潰していく鳴紋中。
5バックのシステム上、中盤に人数差がある浪野中には、これを追うのは至難の業だった。
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0ch BBS 2007-01-24