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【雪村美和の】キャプテンEDIT21【憂鬱】


[538]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/01/11(火) 00:21:49 ID:???
ブロックに参加した六人中、三人は吹き飛び、内一人は負傷。
このような惨禍を撒き散らしつつ、ドライブシュートは氷潤ゴールを目指す。
十中八九、決まった。誰もがそう思わざるを得ない光景だった。
だが、それを覆すために死力を尽くす者も存在する。

一橋「うおおおりゃああああああああっ!!」

氷潤中ゴールキーパー、一橋。
大会前は無名に近い存在だった彼が、大前の得点を妨げる最後の壁として立ちはだかる。
ドライブシュートの勢いに負けぬよう、両の拳をしっかりと合わせ、ハンマーの要領でかちあげに行った。

一橋「……どっっっせいっ!!」

そして、ボールは弾かれて飛んでいく。
完璧に防いでのけたのだ。

実況「止めたァ!? 氷潤中・一橋くん、大前くんのドライブシュートを真っ向から弾き返します!
ディフェンダーを吹き飛ばす必殺シュートをものともしない! 気迫のセービングが、身を結びました!」

観客「おいおい、マジかよ!?」「アイツ、安宅より凄いんじゃねえの!?」「いくら壁が威力を削ったとはいえ……」

一橋「はっ! 見たかよ? 俺こそが県ナンバーワンキーパーだぜ!」

渡会「なにィ!?」

大前「くそっ……ミスった……よりにもよって、こんなやっちゃいけないところで……!」

宇津木「シュート力と記録にしがみついた結果がこれ。思うにひとまず別の選択も検討する必要があったのではないか?」


※ 宇津木の好感度が下がりました ※


0ch BBS 2007-01-24