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【反町】幻想のポイズン46【世界へ殴り込み】
[691]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/01/03(月) 01:09:15 ID:???
ジョン「ゴォォォォオオオオオルッ!! 前半30分、反町選手のオータムドライブがスウェーデンゴールへと突き刺さったァ!!
スウェーデンを突き放す、2点目です! いやぁ、南沢さん! 決まりましたねぇ〜」
南沢「相変わらず、とんでもない決定力ですねぇ。 ブローリン選手もいい動きをしていたんですが……。
反町選手のシュートは、やはりその上をいっていたという事でしょう。
これでスウェーデンはいよいよ厳しくなってきましたよ、何せ5−3−2と守備に重きを置いたチームですから」
ジョン「確かに、ここで点を奪われたのは厳しいですねぇ。 残り時間での反撃に期待をしたい所です」
反町「(よしっ……決まった!)」
ヒューイ「わーい、これで2点目だね〜」
反町「ああ!」
興奮したように反町のゴールを叫ぶ実況席を見つつ、反町は小さくガッツポーズを取り得点を喜ぶ。
前半開始から30分――その30分間をシュートチャンスも無しに、試合からほぼ消えて耐えてきたのだ。
ようやく得た待望のゴールは筆舌にし難く、祝福をしにやって来たヒューイとハイタッチを交わして喜びを分かち合う。
しかし、一方でそのヒューイ以外の者達はといえば、やはり魔理沙がゴールをした時と同様、素直に反町のゴールを祝福はしていなかった。
パルスィ「パルパルパル……妬ましい、決まって当然的な顔をしているあなたが妬ましい……」
反町「うぐっ……そ、そんな顔してないぞ!?」
ヒューイ「そうだよ〜、それに人間のシュートって言うほど決まらないよ。紅白戦とかで止められてたし」
反町「ヒューイ、それはフォローになってない……」
パルスィ「決まらなければ決まらないで、それはそれで妬ましい!」
反町「(結局妬ましいのかよ……)」
根本的に他者を妬む事で自己を保っているパルスィはといえば、爪を噛みながら反町のゴールを妬む。
一応、追加点が入った事は喜んでいるらしいが、それとこれとは話が別らしい。
霊夢「(何で喜んでんのかしら? これが普通でしょうに)」
そして、状況を冷静に見られる霊夢としてはこの反町の喜びようを冷めた視線で見ていた。
彼女にとって反町のシュートはこのレベルのキーパー、DFからならゴールを奪えて当たり前であり。
それをどうしてここまで喜べるのか、と不思議で仕方が無かったのである。
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0ch BBS 2007-01-24