※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【反町】幻想のポイズン46【世界へ殴り込み】


[957]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/06(木) 23:33:44 ID:???
叫ぶと同時、余程嬉しかったのかいてもたってもいられず両手を上げてぴょんぴょん跳ねて喜びを体言するリグル。
最後まで格好よく決められないのは、やはり彼女の性分なのだろう。
フィールドメンバーはようやく動き始め、リグルの周囲へと集まる中。
一方でベンチにいた者達は未だに信じられないような目をリグルへと向けつつ、それでも平静を保とうとしていた。
そんな中で、まず口を開いたのは秋穣子である。

穣子「……19番」
静葉「え?」
穣子「私、前に聞いたんだけどさ。 反町も、全日本ってとこじゃ背番号19番だったらしいのよ」

一体何を言うつもりなのかと思いながらも、静葉は穣子の突拍子も無い話を聞き……。
穣子はじっとリグルを見ながら、更に続ける。

穣子「オカルト的な事は言いたくないんだけどさ……」
静葉「(私達も結構オカルトな存在なのだけど……)何かしら、穣子?」
穣子「あの背番号って……実は凄い番号なんじゃない? つけると強くなるとか、そういうんじゃなくて……。
   特別な存在になれる……これから、強くなるとかそういう意味じゃなくて、飛躍していけるような……」
静葉「(リグルちゃんは……あの番号を、エースナンバーの10とストライカーの9を合わせた数字って言ってたわよね……)」

しみじみと、感慨深げに言いながら、小さくため息を吐く穣子。
そして、オータムスカイズのユニフォームでも19番を選んでいたリグルを思い出す静葉。
そんな2人を横目で見やりながら、パチュリーもまたフィールドで駆け回るリグルに視線をやる。

パチュリー「………………」

才能のある選手を育てる事に、何よりも喜びを見出すパチュリー=ノーレッジ。
そんな彼女が、果たしてこのリグルを見て何を思ったかというと……。


0ch BBS 2007-01-24