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1- レス

【世はまさに】キャプテン森崎40【大黄金世代】


[193]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/11(火) 00:11:23 ID:LR4lHvsc
陽子は顔を伏せ、すれ違い様に森崎に抱きつき、早口で喋ってから足早に去った。
その際森崎の動体視力は彼女の横顔と耳は真っ赤になっていたのを確認していた。

森崎「………」

自分一人になった部屋に沈黙が訪れ、数分後にそれを破った森崎の発言は以下の様な内容だった。



森崎「やぁんんわらけぇえ〜〜〜…」



ガチャッ。

来生「ん?なんだ森崎、こんな部屋で何ニヤけてへぶばっ!?」

ドゴオッ!
ドサッ。 省1

[194]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/11(火) 00:12:35 ID:LR4lHvsc
本来恋愛要素はオマケでしかないキャプ森でラブコメを描こうとするのが
どれ程無謀かよく分かりました…(笑)今夜はここまで。

[195]創る名無しに見る名無し:2011/01/11(火) 00:19:23 ID:GNRAk4+s
やぁんんわらけぇえ〜乙〜

[196]創る名無しに見る名無し:2011/01/11(火) 19:01:14 ID:YjoTgSTd
てs

[197]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/11(火) 20:35:32 ID:LR4lHvsc
〜ブラジル、サンパウロ市パルメイラスの練習場〜

監督「…と言う訳で、こいつが今日から合流するモリサキだ。しっかり揉んでやれ」

森崎「よろしくお願いします!」

パルメイラスメンバー「ああ…」「よろしく」「プロの練習はユースとは違うぞ。覚悟しとけ」

数日後、無事にパルメイラスと契約を延長した森崎は一軍用のグラウンドに立っていた。
ユース用よりずっと充実した練習場に年を重ねたベテラン達、主力の若手たち、 省22

[198]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/11(火) 20:35:49 ID:LR4lHvsc
彼ら二人はユース時代から変わらぬ態度で接してきたが、プロの先輩たちは
どちらかと言えば友好的とは言えなかった。”本当に使い物になるのか?”と訝しんでいるのは
まだ良い方で、中には明らかに蔑みの視線で見てくる者もいる。
無論、森崎がこの程度で萎縮する筈も無いのだが。

森崎「(へっ、大した奴はいなさそうだな。こういうのは最初にビシッとしておかなくちゃ)」

A 「で、俺にキャプテンの座を奪われる暫定キャプテンは誰ですか?」 省32

[199]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/11(火) 23:55:39 ID:LR4lHvsc
>E 「論より証拠。これからの練習で俺の実力を存分にお見せしましょう」

森崎「(とは言え、全員が敵対的って訳じゃないみたいだな。ここは様子見も兼ねて穏便にしておくか)
俺が使えるかどうか疑問視している人も多いみたいですね。当然の事です」

パルメイラスメンバー「おう?」「…そうだ、その通りだ」

森崎「論より証拠。これからの練習で俺の実力を存分にお見せしましょう」
省12

[200]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/11(火) 23:55:49 ID:LR4lHvsc
だが一人例外も居た。

ザッ。

タファエル「ほーう、威勢の良い新人くんじゃないか」

森崎「!」

現正GKのダニエル・ルイス・タファエルである。

森崎「(こいつは…確かつい最近までブラジル代表GKだったタファエルじゃねーか。
あれ?でもなんでパルメイラスに居るんだ?ブラガンチーノ所属だったんじゃないか?)」

[201]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/11(火) 23:56:04 ID:LR4lHvsc
タファエル「だがお前が試合に出れる事はないだろうよ。運がなかったな」

森崎「(早速先輩GKの洗礼って奴か。どうしてくれようか)」

A 「言ったな。なら今すぐこの場で勝負しやがれ!」挑戦状だ!
B 「どうですかね?既に俺の方が上かも知れませんよ?」ニヤリと笑う。
C 「ほう、こりゃ手強い先輩ですね。けどその分遣り甲斐もある」持ち上げる。
D 「ま、シーズンの真っ最中ですから無理でしょうねえ」現実を述べる。 省21

[202]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/12(水) 14:06:08 ID:OoHbaU7S
>B 「どうですかね?既に俺の方が上かも知れませんよ?」ニヤリと笑う。

タファエル「なにィ?おい皆聞いたか今の!」

パルメイラスメンバー「バッチリ!」「予想以上に生意気な野郎だぜ」「威勢が良いって範囲を超えていますね」

森崎の挑発には当然の様に怒り交じりの嘲りが返ってきた。ただ当のタファエルは
純粋に楽しんでいる様子が強く、その顔に気分を害した印象は浮かんでいない。
逆に森崎の方が相手のあまりの余裕ぶりをおかしく思う程だった。
省13


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