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【世はまさに】キャプテン森崎40【大黄金世代】
[374]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/01/23(日) 17:42:50 ID:OUa5Pkx8
失礼しました。投票は 19:00:00 からです。
[375]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/01/23(日) 20:22:50 ID:OUa5Pkx8
>C 「山森を使う。こぼれ玉は確実にねじこめ」
山森「分かりました。前線で日向さんのサポートに回ります」
日向「ヘマするんじゃねえぞ」
滝「えっ、じゃあ俺はウイングハーフになるのか?」
森崎「そうなるな。三杉にもシュートを撃たせないといけないから、基本は…」
−H−−− H日向
−−−J− J山森
−−−−−
G−I−F G井沢 I三杉 F滝
−−E−− E松山
省4
[376]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/01/23(日) 20:23:12 ID:OUa5Pkx8
森崎「こんな感じだな」
中山「うん、良いんじゃないか。両サイドのバランスも取れているし」
赤井「様子見の展開もあるでしょうし、臨機応変に対応できそうッスね」
松山「よし、これでこっちのフォーメーションも決まった。後は作戦を煮詰めるだけだな」
森崎「ああ…つっても若林相手にはPA外からシュートを撃つなって事位だがな」
中里「それについてでゴザルが、恐らく向こうは早田を日向に当ててくると思われる」
省4
[377]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/01/23(日) 20:23:33 ID:OUa5Pkx8
森崎「それから…中盤の問題だが、ここで主導権を握れるかどうかで試合は大きく変わるぞ」
三杉「当然だ。だが翼くん相手に小細工は通用しない」
松山「実力で勝負するしかないさ。大丈夫、何とかやってみる」
森崎「その言葉、忘れんなよ(あまり期待はしないでおこう)。後は向こうのFWどもだが…」
若島津「立花兄弟の相手は俺に任せろ。全て弾き返してやる」
中里「ワンツー突破を仕掛けてきた場合は拙者が相手になろう」
省11
[378]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/01/23(日) 20:23:54 ID:OUa5Pkx8
勿論翼達も森崎達と同様にミーティングを行い、明日の戦い方を決めていた。
その様子は相手の分析、フォーメーション決定、作戦会議など殆ど変わらない物だったが、
ただ一つ違う部分があった。
翼「大体決まったな。後は皆、何かあるか?」
岬「僕からは特にはないよ」
早田「同じく」
若林「…俺から一つ、質問がある」
翼「なんだい?若林くん」
若林「…お前はキャプテンを目指すつもりがあるのか?」
[379]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/01/23(日) 20:24:07 ID:OUa5Pkx8
白チームメンバー『!!』
それは若林の無遠慮な問いかけだった。あえて試合前にこんな事を聞いてくる辺り、
どうしても確認しておきたい事だったのだろう。翼もそれを察し、少し考えてからゆっくりと答えた。
翼「明日の試合で決めるよ」
若林「…試合の出来次第、か」
翼「そう。俺はこのチームから随分長く離れていた。可能な限りチームの状態を
把握する努力はしてきたけど、それが十分かどうかは明日問われるだろう」
省14
[380]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/01/23(日) 20:24:21 ID:OUa5Pkx8
若林「…分かった。それなら俺も迷う事なく全力を出せる」
翼「頼りにしてるよ、若林くん」
岬「(ここがこのチームにとっての正念場だね。ワールドユースに備えて
一度チームを壊すのならこれが最初で最後のチャンスだ。さあ、どうなるか…)」
葵「(…山森くんの言う通りだった。俺は甘かったんだな…)」
次藤「(男と男の勝負タイ。全力でぶつかり合わんばいかんめぇ)」
早田「(済まねェな、森崎。サッカー選手として、ここは手を抜けねェ)」
省7
[381]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/01/23(日) 20:24:39 ID:OUa5Pkx8
いったんここまで。
[382]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/01/24(月) 18:49:09 ID:NKtvXpDA
両陣の選手達がその夜眠るのに苦労したのは言うまでもない。
森崎「(今回は皆一人部屋なのか…単に金回りが良くなったのか、それとも紅白戦だから
監督たちが手を回したのか…なんか後者の方が有り得そうだな。全く)」
森崎は一人、久しぶりに見る日本の夜空を閉じた窓越しに見上げながら悪態をついていた。
しかし辛辣な言葉とは裏腹に、森崎の表情は抑えきれない興奮と喜びに緩んでいる。
森崎「(…だが、今回ばかりはあの腹黒監督に感謝かもな。フ、フフフ…)」
省21
[383]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/01/24(月) 18:49:09 ID:NKtvXpDA
両陣の選手達がその夜眠るのに苦労したのは言うまでもない。
森崎「(今回は皆一人部屋なのか…単に金回りが良くなったのか、それとも紅白戦だから
監督たちが手を回したのか…なんか後者の方が有り得そうだな。全く)」
森崎は一人、久しぶりに見る日本の夜空を閉じた窓越しに見上げながら悪態をついていた。
しかし辛辣な言葉とは裏腹に、森崎の表情は抑えきれない興奮と喜びに緩んでいる。
森崎「(…だが、今回ばかりはあの腹黒監督に感謝かもな。フ、フフフ…)」
省21
[384]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/01/24(月) 18:49:43 ID:NKtvXpDA
しかもリベンジの機会となる筈だったジャパンカップでは翼は若林に破れ、森崎の前に
現れる事なく消えてしまった。直後にその若林を打ち破った事で最悪の事態は避けられたものの、
全日本ユース内のパワーバランスはその後有耶無耶になっていった。
だが今回翼と若林が合流した事でその有耶無耶さは消え去り、日向も加わって
本人達だけでなく周りの者達も無意識に雌雄の決着を望んでいた。
省28
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0ch BBS 2007-01-24